++ diary ++

- 諸行無常 -

日記の表紙に戻る過去の日記新しい日記


2003年07月24日(木) 本末転倒にならぬ為の明確な争点

過日訴訟を行うべく弁護士を雇い現在まで至っているが

今日、ある電話が当方弁護士より有った。

当弁護士にお願いをしている検案はお金に関する物で、大きな金額の元金を超過支払した利息制限法、出資法、みなし弁済など、関わる物全てに於ける争点である。

当方弁護士は先方の担当から、1:一時金準備の予定が有るのなら今月までに一定金額の納金

2:元金のみを分割支払、3:裁判に於いては徹底抗戦の

いづれかを選択させる物だった。

当方の弁護士は良く言えば先を読め、頭の回転が良いタイプでは有るが

結論を先んじるが為の妥協論を提示、考える様薦める事が多い。

先方も馬鹿では無いので「選択の道はこれしかないぞ」と言う物だけで

攻めてくるのは当たり前の事。

但し、争点がお金の支払に関して行われている物なゆえに

一時金(和解金)や総支払金額を無用に増やす必要は普通に考えても見当たらない。

結果、裁判になって、折り合いが付かず長引こうとも、結果支払う金額に関し

妥協案が出ず、俺に支払いの義務が上乗せされようとも、今出来る全ての

可能性を否定して挑む事は許されないような気もするのと同時に

俺に今直ぐ一時金、それも今月までの用意を促されたとしても、当然お金の工面できる状況では無い。

なにせ争点はお金の支払義務に関してなのだから・・・。

色んな事例が有り、債務超過による裁判では和解で終わる事も多く、そのほとんどは

裁判での判決で終わる事は無いようだ。

所謂みなし弁済に当てはまらぬ業者や暗躍業者に対しては法は厳しく

規制し、判決に行き付く事は有るが、基本的に社会的知名度の高い企業や

そつ無く回り道をしながら、確実に債務者を、四面楚歌の状況に追いやる様な

会社に対しては早々、法は意味を持たないのである。

今、訳有って自分がこう言った状況に置かれ再び、債務と言う重き法の間に

作り上げられた見えない敵と対峙しなければならない、精神的重圧や不安に対し

自分がどこまで気丈に毅然と立ち向かえるかが問われている気がする。

何年かぶりに感じる事のできそうな、楽しくなるはずの今年の夏を

逃す訳には行かない上に、自分が大きな壁に再び、立たされ、相手を乗り越える

ための 腕力ではなく 強い精神力を 身に付ける事を求められている。

こう言った精神不安はちょっとした言葉やちょっとしたきっかけで

払拭できる事がまれに有るのだが、自分が孤軍奮闘している様な気持ちを

持ってしまう事で、自分が駄目になっていく気がしてしまう。

もちろん早く片付けたい問題の一つで有り先の一歩を目指す為の

幸せの条件を満たす壁なのだからこそ、頑張らねばならない。

心細さや自分の強さを試される。

とにかく何にも負けない自分の強さをもう一度取り戻さなくては

ならない時期になっているのだからこそ、今両足を地面にしっかりと付けておきたい。

皮肉にも昨日は故人の納骨、そして今朝は、縁日の金魚が一匹死んでいた。。。


toto