洗剤は如何にして宙を舞ったか。 - 2003年05月27日(火) 昨日から余震が続いており、今日も研究室で何度か揺れを感じた。 その一方で安否を気遣うメールも止まず、大変感謝している。 ありがとう。 さて、洗剤は如何にして宙を舞ったか、である。 我が家は1Kのアパートだ。ドアを開けて入ると左手にガスコンロ、 流し台、冷蔵庫があり、右手にはトイレ、浴室、洗濯機がある。 そしてその向こうが居室である。ご想像いただけただろうか。 この冷蔵庫と洗濯機の上には多くの物が積み重なっている。 左手の冷蔵庫の上には昨日挙げたジャム、ハチミツ、紅茶の他に、 グラスなどがある。これらはしっかり収納されているので無事だった。 (そう言えば4年前の地震ではグラスが落ちて割れたものだった。) 一方、右手の洗濯機の上には洗濯用品、入浴用品が積まれている。 ここは単純なパイプラックを組んだだけなので、初めから不安定な上、 落下を抑制するものがない。よって揺れたら落ちるのは自明なのだ。 状況からして粉末洗剤の箱は揺れた拍子に転落して、下の洗濯機に 当たって、居室側に大きく跳ねたと推察される。平面射影移動距離は およそ60cm。けっこう飛んだようだ。そして粉剤を力一杯ぶちまけた。 スピーカーの下まで飛散していたから、かなり勢いが良かったのだろう。 残りわずかだったのがせめてもの救いである。 現場検証終わり。オヤスミ。
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