生きてます。 - 2003年05月26日(月) まずはメールや電話で心配してくださった方々、 ありがとうございました。ふてぶてしくも無傷です。 ちょうど6時半からの講義に向かうとこだったのですが、 途中にある建物がギィギィ鳴いてるのに気付きまして。 直後に大揺れが来ました。目前にある7階建てくらいの 講義棟は新しいのと古いのと並んで建ってるのですが、 それぞれ違った周期でよく揺れてました。僕は外苑の 茂みの中を歩いていて、特に危険はありませんでしたが、 教室の中はさぞかし怖かったろうと思います。原チャで 遅れて来たヤツらは揺れたことすら知りませんでした。 ところが、講義が始まる時間を過ぎても教授が来ないのです。 以前は部屋の容積の半分近くが書物という状態でしたから、 「本に埋もれてるんじゃない?」と話していたら大当たりでした。 う〜ん、恐ろしいです。 ひたすら余震を感じながら(実は爆睡してた)の講義が終わって 研究室に帰ってみたら、思った以上に書類が散乱してました。 先輩のファイルに混じって、僕の「殴るぞ」(吉田戦車)の2巻が 転がってまして、和歌子がそっとたたずんでおりましたよ。ワオ。 研究室のありさまを見て、アパートのことが急に心配になったのですが、 明日の打ち合わせがあったので、結局帰宅は3時になってしまいました。 その間はCD棚が崩落して割れてないか、ベースが転んで折れてないか、 ひたすら心配してたものであります。 帰宅してみると台所の雑踏が優しく迎えてくれました。ストックしてた シャンプーのボトルやスプレーの缶、紅茶、海苔、ジャム、ハチミツ、 バスクリン、エマール、とにかく高いところに置いてあったものは全て 万有引力の法則に導かれ、ついでに僕もへたり込みそうになりました。 肝心の部屋の方ですが、懸念されていたCDやベースは無事でした。 ただ、洗濯機の上にあるはずの洗剤が居間にダイビングしていました。 床が真っ白です。僕も真っ白です。 オヤスミナサイ。
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