鳴らない電話 - 2003年01月17日(金) 電話が鳴る。 夜中の3時だろうが明け方の5時だろうが、 人が寝ていようとお構いなしに電話が鳴る。 それでいて他愛もない話題であることが多い。 だからといって怒る由もない。慣れたと言えばそれまでだが、 むしろそんな時間帯に必要とされることが少し喜ばしくもある。 消え入りそうな意識の最中、休憩中だった思考を総動員して相手をする。 キミは僕の心の安息を願うが故に真夜中でも電話をかける。 僕はキミの体の休息を気遣うが故に電話をかけられない。 その差はどこから生まれるのだろう。 たまにはこちらから叩き起こしてやるかと思い、電話を手に取る。 「お客様のおかけになった電話は、お客様の都合により・・・」 ・・・オイ、コラッ!
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