speak like a...child

 

 

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guffaw, giggle or sneer? - 2002年12月02日(月)

家庭教師に行ってきました。
原チャで12キロほどのところにありまして、
「あ〜い・あむぁ〜・あんちくらいすとっ!」と
SEX PISTOLSを熱唱しながら爆走してたら
道行くヒトに振り向かれたのは内緒です。

生徒は中3の男の子で、英語と数学を見てますが、最初の打ち合わせのとき
「使ってる教科書と辞書を見せて。」と言ったら「辞書って何?」という返答が
飛んできましたし、今日は今日で“80÷5”の答えが130になりました。
かわいくて憎めないヤツです。

えっと、まだ怒ったりはしてません。

寛容と忍耐と。
この情熱がどこまで持続するかが教師の資質なのかなぁと勝手に思ってます。

そもそも数学科に入ったのは、教師になるためというのは既述の通りです。
うちの大学の教育学部は教員養成を主眼としていませんし、
理学部を選んだのはもうちょっと数学に重点を置きたいと考えたからでした。

数学の教師としての力量を高めたいならば数学科の院に行くべきであって、
進学先の院は全く畑違いであるというご指摘は確かにその通りだと思います。
ただ、自分の人生として考えた場合、いろんな分野を見てみたい、
自分の可能性を広げてみたいという意識は常に持っていますし、
採用されて学校という閉塞した環境で長い年月を過ごすのなら、
その前に別の世界を見てきた方が生徒の指導にも自分の成長にも
役立つのではないだろうかと思うのです。

おかげで親には人生を甘くみていると罵られっぱなしですが、
一所に長く留まるのを嫌うのが僕の性でもありますし、
しばらくは自分の思うようにやってみたいと思うのです。

そんなわけでもう2年で院を卒業したら、どこかに就職してるかもしれません。
10年後はまだその職に留まっているかもしれませんし、他の職に就いているかもしれません。
教師になっているかもしれませんし、教師になろうと転機を迎えているところかも。

鬼が笑いそうなのでこれくらいにしておきましょう。
そういえば明日は教員免許の申請について当局に電話をしなければならないのでした。



BGM : 『LIVE』 / DONNY HATHAWAY



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