speak like a...child

 

 

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child in time - 2002年10月18日(金)

“speak like a child”にちなんで“voodoo child”とどっちにしようか悩んだが、
三語の韻の良さと曲の雰囲気でこれに決めた。ちゃいるど・いん・たいむ。



“気になる”だろうが“好み”だろうが“好き”だろうが、
いずれにしても口に出してしまうと囚われるような気がするのだ。
前にも書いたように。若かりしころの自分はそれがイヤで
そういう内情を滅多に友人に打ち明けられなかったのだろう。
その代わり端から見てると行動でバレバレだったらしいが。

今の時点では口にするのはかなり躊躇われる。
なんの自信も根拠もないからだ。未来にも過去にも。
一過性の流行り病にやられてるだけなんじゃないかとも思う。
ただ、今の感情の揺れ方を誰かに見定めて欲しくて思わずそんな話をする。
いつでもまっすぐ歩けていると思ってても、相対的に座標軸ごとずれていれば
ふらついてることに気付かないから“湖にドボンかもしれないゼ”なのだ。

「君は相手に彼氏がいるとダメなのかい?」
「なんで彼氏おるとダメなそ?」

空腹なのに立ちっぱなしで飲んでたら、ビール2杯でフラフラになった。
帰ってきて無性に切なくなって電話した相手は口を揃えてそう言った。

なるほど。

その選択肢が欠落してる要因は明らかに守勢と逃避。
自分以外に誰も傷つかない、と錯覚する位置。
誰にも傷つけられない代わりに自分の刃が突き刺さる。
それに耐えきれなくなっていきなり飛び出すものだからいつも玉砕する。
そんな最悪の結末を記憶しているのに脳内諮問機関は何の喚起も促さない。
あれか。懐かしき傀儡政権か。それともエンドルフィンでイっちゃってるか。
誰か革命を起こせ。もしくは“coup d'etat”?


考えろ。
今しばらく考えろ。



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