【Vega】 - 2002年07月08日(月) 短い時間で記憶と思考を総動員して推察する。 おそらく彼女らを遣わせたのは僕だろう。 過去の自分か未来の自分か、それは分からないが、 要するに自分は試されているのだろう。 いつになってもおせっかいなヤツだ。 僕以外の自分なので彼らと呼ぶ。 彼らには二通りの意図を感じてとれる。 いや、もしくはまったくの中立であろうか。 いずれにせよ僕には関係ないのだ。 本当におせっかいなヤツだ。 午後。 今回は道に迷うこともなく貴方は到着。 やっと貴方に会えた。 ずっと会いたかった。 涙の向こうで貴方と出会う。 やっと貴方に会えた。 ずっと会えないかと思っていた。 きつかった日差しはいつの間にか雲に隠れ、 窓の外を生暖かい風が通りすぎる。 時折、小さな雨が落ちてくる。 貴方のぬくもりだけがかすかにこの手に残る。 ふと今日は七夕だったことを思い出した。
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