ふうこの日記
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2005年11月18日(金) 山で遭難

友人が自宅で経営しているカレー屋さんに行ったのですが、
(私の作品も展示販売してくれてるので定期的に行ってる!)
お客さんがたくさんいたので、
暇になるまでの間、暇だったので「裏山に行ってくるわぁ〜」
とハサミとナイロン袋片手に行ってみた。

結構な山だったんだけど…
よっこら、よっこらと登り、杉林や広葉樹の林とか歩きながら
色んな木の実を取ってたのね…。
秋なのでいろんなものが落ちてて拾ったりしながら…、
サネ(実)カズラっていう、なんていうかなぁ〜〜、
柏餅に使う葉っぱの実なんだけど、すごく綺麗なのね。
さくらんぼぐらいの大きさの実が固まりでついている。
色も青、赤、紫に変化して素敵なのよ。そんなのを取りながら歩いていた。
でも山って一人で歩いていたら怖いね。
ザクザクっていう自分が落ち葉を踏む足音しか聞こえない。
特に4時ぐらいの夕方だったのでうら寂しく。
なんか竹林やシダが風に揺らぐ音だけで身構える。
ガサッという音がしたら「く…熊かぁ?」(熊はいないと思う)
いや、「野犬かぁ?」(野犬はいるかも)

友人のカレー屋は和風ですべてをまとめている。
店に自然の木の実はよく似合うので、たくさんお土産にしようと
崖をよじ登ったりして…

さて、カラスの声も怖いぐらい夕暮れになったんで
(高い木が多かったので空がさえぎられ、余計に暗く見える)
来た道を引き返し、降りていたら…
どこからともなく私の名前を呼ぶ声。
「お〜〜〜い」と返すけど返事なし?
うん?幻声?

よっちらと降りてテクテク歩いていて友人宅に帰っていたら
横道からたくさんの人が現れ。
友人と近所の方たちが大捜索してくれてたようで…(笑)
友人はもう涙顔。
「け…警察に言おうかと…どれだけ探したか…」

なんか地元の人も行かないようなところに行っていたみたいで。
どうりで細い道いっぱいにいくつも蜘蛛の巣がかかっていて、
手で蜘蛛の巣の端を「エイ!」と切りながら進んだんです。
しばらく誰も通ってないなぁ〜〜とは思ってましたよ、ええ。

いい歳して遭難しなくてよかった。






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