ちいはんの衣装室。
心の奥に眠るホントの気持ち

2020年08月20日(木) ただそこで足踏みするだけ

昨日から、とある方のエッセイを一気読みしてる。

ほんとはもっと出してるっぽいけど
とりあえず電子書籍で出てきた3つを
一覧の左から順番に読んでる。

紙、買わなくなったな。
いや紙の方が好きだけど。
持ち歩けないし、休憩中とかに読みたいし
どうしても電子書籍ばっかり増えていくわ。

そんな事はいいんだけど。


とりあえず1つ目に読んだやつがめちゃ面白かった。
内容っていうか
いや内容もいいんだけど
書き方が面白かった。

ラフに日記書いてるような
「その人」を感じられるような書き方で
(え、めっちゃ好きぃぃぃ)
ってなった。

基本的に小説も漫画もましてやエッセイなんて
読み返したりするのが好きじゃないから
1回、もしくはえげつなく間を開けてまた1回くらいしか読まないけど
これはすぐにおかわりしても全然。
全く同じ文字(当たり前)だけど
初見の面白さ、2回目じっくり「その人」を辿る面白さみたいな
とにかく面白かった。


読み終わって、あとがきをみたら
「これの続きは◯◯って本です」
ってあって

なるほどこれだけのつもりだったけど読むかってポチって。

意気揚々と休憩時間に開いたら



違う。
全然違う。
誰だお前。



え、これ読んだ感じ多分半年くらいしか開いてないよね??
え、誰?
え、なんでこんな急にかわるの??


連載してる本の島が違うから?
そこに合わせてんの??
いや内容見た感じ違う気もするしそうな気もする。


正直
1冊目で「え、めっちゃ好き」ってなった部分が
ごっそり抜けて
むしろそれが「若いわwww」みたいなテンションになってて

新鮮な身近なエッセイが
急にスカした「エッセイってこうだよね。あ、いや意識してないけどね
自然とね。出てきちゃうのよ」
みたいな感じに変わってて
寂しくなった。

最後まで読んだけど
あ、そうですか。
って感じで終わってしまった。


最後のを見た時
(なんだかんだ見る)


あれ??
戻ってる??
あれおかえり。
なんやったん??
そんな気分やったん??


いやそんなぶっ飛んだ振り幅ある??
ってWikipediaで発売順調べたら
どうやら2⇨3⇨1の順番で読んだらしい。
つまりおかえりは1だったと。


一体何があったのか。
いや色々あったんやろけど。
ありすぎたんやろけど。


おんなじような感じで
時間が経つにつれ
近しさというか
一生懸命な感じ。いい意味で青い感じがなくなるのをみると
(もっと苦しめばいいのに。)
ってクソホラーな事考えてしまう。

違くて。
置いてかないでってなる。

苦しい。辛い。楽しい。怖い。


人のそれを見て
そうだよね。そうだよね。わかる。私も。
っていう安心感というか
どっちみち酷いんだけど

誰かが必死に苦しんでもがいて抗って
それを見ると
1人だけじゃない。自分も生きよう。
この人だってこんなに苦しんでる。
あんなキラキラしてんのにこんなもがいてる

って
誰かを味方につけなきゃ今を生きていけない

そんな感じになってる。


それがいつのまにか
スカしたり悟ったり諦められたり
大人になられたら

やめて見たくない
そんなのいらない
過去を恥ずかしいなんていわないで
そこにいるものを笑わないで
悟らないで
青かったねなんて懐かしがらないで。


それは昔きっとあなたが1番嫌がった人の姿なんじゃないの?



ってなってしまう。

そんな感じでスンって冷めた
むしろ嫌になったりした物事人がいっぱい



置いてかないで



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