2002年09月11日(水) |
昨年の9.11、私は何をしていたか |
昨年の今頃は、入院・退院を繰り返していた父が夏の間だけって感じで退院して家にいて、でもやはり本調子ではなく、本人しぶしぶを周囲が説得して再度入院したのでした。 で、9月11日に病院で診察して「では明日、入院ということで」と言われ、朝早くに病院に行かなくてはならないからそれに備えて早く寝たため夜のTVニュースもぜんぜん見てなくて、9月12日の朝、病院に行く準備をしながらTVを見て、初めてあの「飛行機が高層ビルにつっこむ映像」を見たのでした。ものすごくビックリしたけど、もちろんその時点ではTVに見入っている場合ではなく(多分、父も自分がまた再入院ということで気落ちしていたから、ニュースにはあまり気を取られてなかったような気がする)ともかく病院へ......という感じで出掛けたのでした。 今、その頃の自分の日記をみても、やっぱり「世界のことを憂うより自分の周囲のことをまずしなくては!」って感じの日々だった様子。父のこともあったし、自分の仕事もなかなか見つからず無職の日々でイライラしていたし.......。ニュースを見聞きしても不安が増長するばかりなので、もうあまりニュースも見なくなった日々だった。なので「9.11」に関しては私は完璧に後追いの形で情報を知ったというか、そんな感じ。いろんな意味でグラグラと不安定な自分をまずどうするのかという感じだった。 あれから1年の間に、その自分の身の回りもいろんなことがありすぎて、一人になって、思い返すと何だか唖然とするけど。怒濤の1年だったなーって感じで。でも。刹那主義ではないけど、あれ以来、私は「明日何が起こるのかわからないのだから毎日をちゃんと生きよう。好きな人には好きって言って、すまないことをしたらすぐゴメンナサイって言おう。」と思うようになったのだけは、確か、かな。ほんとに日々それが出来ている自分なのかどうかは疑問ですが......。
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