フクトラ日記
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2004年07月23日(金) トラジくん、あらあら、おねだりですか。

新聞報道によれば、2007年にも大学・短大の定員と志願者数が同じになる、、、ということは、この年を境に大学全員入学の時代が始まるということです。
志望大学の試験に合格するのに、2浪した管理人としては、訳わからん大学生が増えてしまうな、、、と感じました。
管理人が大学院の2年生の時に大学は土曜日の講義をやめ、2002年には小中学校も週休2日制になりましたね。
何を学ぶにしても、ある程度の基礎学力は必要と思うのですよ。
最近はまた円周率が3.14に戻ったと聞きましたが、一時は円周率は3!、サンッ!!、さんっ!!!と教えていたそうです。
なんだって、コンマ14を省くのに何の意味があるのか、そんな訳わからん教え方するから、学習する方法を学べずに、なんでも安易に考えてしまうのではないだろうか。
コンマ14が必要な訳を教えなさいよ、文科省さんよ!

大学入試で暗記した英単語、日本史の年号、数学の行列や確率計算だって、そのこと自体は社会人には必要ないかもしれないけれど、丸暗記以外のこと、例えば、英単語や化学の元素記号の暗記方法で替え歌を作ったりしましたよね。
これで、工夫してモノの覚えるといった方法を学習しますよね。
英単語だって、gatherはギャザァーと集まるとか、accureteはアキュレルほど正確なとか、、、今でも覚えているくらいですから。
でも大学卒業したくらいの時から、この英単語の語源は?とか、単語を分解するとそれぞれに意味があったんだ!とか、一歩つっこむと、いろんなことが学べますよね。

ごぼ妻は、韓国の文化に触れたい、旅行に行ったときに看板や料理のメニューを読めるようになりたい、そして韓国人と直接話して日常生活や慣習を学びたいといった欲求からハングルの勉強を始めました。
その時にもごぼ妻なりの学習方法があったから、日常会話程度はできるようになったと思うんです。

そんな中から、やりたいことを我慢して学習する楽しさや達成感を学び、何かを犠牲にして何かを得る、ここではボケェーとしたい時間を我慢してハングルを学習するような、我慢して何かを得る喜びが生まれるのではなかろうか。

最近の若い世代を見ていると、我慢して何かをするとか、こうしたらこうなるだろうとか、苦しむ過程を排除して(本当はソコが楽しいと思うんですが)、うまくいくマニュアルを探し出しては、その通りに行動しているのではないだろうかと感じますね。

全てが全て、そうとは思っていませんが、若い世代には我慢する機会が少なかっただろうし、あえてそういったことをウザイと言ってさけているんじゃないかなと思います。
若いときの苦労は買ってでもしろ、、、ではなく、若いときに苦労するくらいなら、苦労を自己破産宣言する!、、、みたいなかんじですかね。

いろいろと、書いてしまいましたが、地下鉄やローソンで見かける学生さん達をみると、ついつい書いてしまいました。

話は大学に戻りますが、管理人が大学生の頃には、旧帝大とか、一期校、二期校といった単語がありましたが、友人から教えてもらうまでは知りませんでした。
もしかしたら、今後は「浪人」といた単語がなくなるかもしれませんよね。
「私は1浪したんですよ。」といっても、イチロウって?といった世の中が始まろうとしてるんですね。

と、今日のトラジくん。

お庭を散歩したいときにのフクちゃんは、ゥニャゥォーと甘え声で訴えますが、トラジくんの場合は、立ち上がって、前足でサッシのサンをガシガシして強硬手段で訴えかけます。
、、、今日の日記に書いた若い世代と同じだよトラジは!と感じてしまいます。
でも、我慢しなさい!待ちなさい!!というと、聞き分けてくれるから、やはり可愛いトラ猫トラジくんでした。









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