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ケインおすぎの日常
ケインおすぎ
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2004年05月18日(火)
『そして、はぢめて・・・編』

 いよいよ、今日、完結です。

 ケインおすぎです。どーも。


 睡眠不足と、アルコールの残っていたのと、やっぱ、失恋と新たな出会いの予感に、カラダが疲れていましたが、90分以上かけて、自宅に帰らなければなりませんでした。

 嫁の家の場所は分かっていましたが、アパートの部屋の前まで送ったわけでは無いし、部屋の前で待ち構えると、あまりにも恐いであろう、そう思った僕は、家の前の道に車を停め、嫁が帰ってくるのを待つことにしました。


 実際、かなりのイキオイで飲んでましたので、電話番号を教えてもらった友人にも連絡がつかなかったし、待つしかなかったのが、実際のトコロです。7月6日の夕方に彼女の家の近所で、車の中で半分寝ながら、待ってました。



 そう、嫁が居酒屋でバイトしている事実をすっかり忘れて・・・・・。


 嫁が自転車をこいで、帰ってきたのは、日付が変わる寸前でした。真夜中に自宅の前で、昨日会ったばかりの男が待っている、普通ならおもっきり「退かれる」状況ですが、嫁も少なからず僕に「惹かれる」モノがあったようで、嬉しそうに驚いてました。

 後に聞きましたが、その日はちょうど、打ち上げが入っていたらしいのですが「人が待ってるから・・・」と僕の事を頭に思い浮かべつつ、断ったそうです。本当かどうかは知りませんけどね。


 で、ドライブに誘い、桂浜(高知の観光地、カップルのためのホテルとか、たくさんあるトコロです)へ行き、強風の中(どうやら嵐の前のようでした)告白。

 「俺、マジやからな」

 ネット上では「僕」で統一してますが、普段は俺とか言ってます。その点についてはご了承ください。

 ようやく僕の真意に気が付いたようで、暗闇でよく分かりませんでしたが、おそらく頬をそめて「男の人と付き合うのは初めてだから、苦労するよ」と、つぶやく嫁。燃え上がる男と女・・・・ですわ。


 背中越しに、ビューネ君状態で、抱きしめた僕。「ドキドキするケド、落ち着くやろ?」とか歯の浮くような台詞も、恥ずかしげも無く言ってました。今も感情は素直に伝えてますけど、非常に初々しい、当時の僕らもイイネ。

 そしてその流れで・・・初めてのちゅう。

 嫁にとってはファーストキスで、いきなり舌入れられて、びっくりしたようですが、嫌な感じはしなかったらしいです。何かことごとく無茶しているような気もしますけど、大丈夫だったんだから、不思議なものです。


 その後、彼女の家に帰り着く頃には、大雨になってました。

 疲れているのもあって、彼女の家に「コーヒーだけ飲ませて」と非常に強引に上がり込み、そのままゆっくり押し倒し、ふたりはひとつになりました。逃げようと思えば、いつでも逃げられるし、無理強いはしなかったため今でも「騙された」と言ってますが・・・・・。


 雨の中、睡眠不足の中、4時間かけて貫通(謎)

 もう、2度と同じ痛さは味わいたくない、とは嫁の弁。



 で、帰りに電話番号を教えてもらって、朝、ほとんど寝ないで家に帰り、仕事に出かけた僕。当時は現場の仕事をしてまして、割と肉体を酷使する仕事だったので、いくら当時の僕が若かったとはいえ、相当にカラダは疲れていたようです。

 仕事が終わり、家に着くなりつっぷして寝てしまいました。


 どんな奴かもイマイチ分からない僕に、カラダを許してしまって、その上、そいつからは翌日に全く連絡が無かったのですから、嫁もとても不安だったと思います。まぁ事情は説明して理解してくれましたけど。

 僕の電話番号はまだ教えていなかったし、携帯もさほど普及しておらず、お互いに電話番号を「交換」しない事には連絡の手段が無い時代でしたから、僕がもし、ひどい奴だったら、そのままオサラバ、って可能性もあった訳で。根底に「悪いことしたなぁ・・・・・」という気持ちがあるのかもしれません、僕の中に。


 だからこそ、今のお互いの関係があるわけで。

 これからも、大事にします。ヨロシク、嫁。


 ↑ 見てたら書けっこないですけどねw




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