『スウィート・バイエル』
『スウィート・バイエル』

モクジ 今ヨリ、カコへ 今ヨリ、ミライヘ


2004年07月26日(月) OT 10




きゃ〜!
久しぶりっ。
マイダーリン、歌ってないときゃタダのオヤジ=奥田民生のLIVE!!
約2年間、行けないタイプのLIVE(オールスタンディング)だったり、
全然チケットがとれなかったりだった日々。

今回のチケットも、やっと確保できたものだ。
んな、2階の後ろから数えた方が良い席だって、文句は言わない!
 
渋公へ向かう道。
スケッチブック?に
「チケット譲って下さい」と書いた紙を持つ男性がいた。
彼は無事入れただろうか?
 
 
曲は、ミディアムテンポを前後するような位置の曲が多かった。
特にスローバラードという曲もなく
(「息子」あたりがそれにあたる)
最初から最後まで、見事に立ちっぱなし。
でも、足は痛かったが、苦痛ではなかった。
 
どんどん私側に迫り来る隣の女性に通路側に追いやられながらも、LIVEを堪能。
「OT」になって(つまり、ソロになって)今年は10年とのこと。
「まぁねぇ……10年ということは……客席の方も……シワまでは見えませんが」
ははは……でも私の周りの女性はみんな意外と若かったなぁ。
 
しかし、ダラダラ(ファンには楽しい)トークとはうらはらに、やっぱ音楽は上手い。
「人ばっか」には、驚いた。
今までの自分の曲を細切れにし、
ところどころヘンに歌詞が繋がるように、なおかつコード進行的には無理ないようにして
一曲にまとめているのだ。
 
「職人」だなぁ〜と思ったね。
 
民生のLiveを観ると思う。
飄々とダル〜っと、そして楽しそうにやっている。
いつもみんながとても楽しそうで、全然「大変そうじゃない」のである(笑)
 
ああ、この感覚、ちょっと私は忘れてたよ(苦笑)
いかん、いかん、いかん。
 
 
LIVE残り1/3ぐらいになって、アップテンポな曲が続く。
アンコールは、民生といえばコレでしょ、というギター
ギブソンのレスポールに持ち替えて、「マシマロ」。
 
私は、民生にハマるまでずっとキーボード派で、エレキギターに一切興味がなかった。
キンキンとうるさい音が好きじゃなかったし、形に魅力なかったし。
それが、このレスポールの音と形で「ギター、いじゃん!」と思ったのだ。
民生とエフェクターのせいもあるだろうが(笑)、少しひずんだ音。
ギブソンのアコギも、シャリシャリした音がして好き。
男友達がギブソンの限定版アコギを持っている。
私は「死ぬときは形見分けで、私にソレを!」と言い続けていたっけ。
 
「イージューライダー」では、ここ数年全くやってなかった、
肩より上に手を挙げる……ということを、思わずやってしまった(苦笑)
みんなと一緒にこぶしを振り上げ
『僕らの自由を〜 僕らの青春を〜』と歌った。
『幅広い心を〜 くだらないアイディアを〜
 軽く笑えるユーモアを うまくやり抜く賢さをぉ〜』とも歌った。
 
 
民生のLIVEは、このところ私が忘れていたものを、思い出させてくれたねぇ〜。
そうか、私にずっと足りなかったのは「民生」だったんだ(笑)
 
飄々と楽しく、なおかつ職人的な技術で。
私もそうなりたい〜。
 
 
追伸
民生のLIVEといえば、必然的にみんな「Tシャツにジーンズ」という服装になる。
実際、会場もそんな服装の人がほとんど。
が、しかし。
私の左側にある通路を隔て、一列分(斜め)後ろの女性は、ロングスカートだった。
こう、なんか、少しふわっとした感じの服装。絶対そぐわない(苦笑)
彼女の隣は席が空いていた。
そして彼女は、みんなが立っているときも時々座り、アップテンポな曲でもノリノリな様子なく。
……なんだったんだろう?
好きな男が民生好きと知り、行ったこと無い民生のLIVEチケットを2枚とり、
彼に渡したが……来てくれなかったのだろうか?
とか、手を叩きながら色んな事を考えちゃった、アンコール待ちの時間(苦笑)

          《 2004.07.27 14:08 記》





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谷藤 麻瑚 MAILスウィート・ハノンHP(改装・再開予定)

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