『スウィート・バイエル』
『スウィート・バイエル』

モクジ 今ヨリ、カコへ 今ヨリ、ミライヘ


2004年06月14日(月) 男前!な、サイバラ



画像は、私が子供の頃に買ってもらい未だ大切に保管してある
もうボロボロの「人生ゲーム(貧乏農場つき)」

 
昨日「『ルビー』とお金をもらうお仕事について。」なんていう日記を書いたあと、
新聞のテレビ欄で見つけた、
日曜夜、「情熱大陸」なる番組を見る。
今宵は、りえぞう……サイバラ……すなわち、西原理恵子である。
 
嫌いな人も多いであろうサイバラだが
私はサイバラ好きである。
そして私の周りにも、サイバラ好きは多い。
 
TVの向こうで繰り広げられる日常生活は、
マンガで想像したままの(いや、それでも抑え気味であろう)
「イケイケドンドンぶり」である。←もちろん、日常生活限定である。
 
自分のことをネタとしてさらけ出すことについても
「お家芸でしょ?」と笑って言う。
……素晴らしい、その開きなおりっぷり!
 
胸張って言えば、「言ったもん勝ち」なのであるということを
見せつけられた気がした。
あと、プロ根性。
 

インドの取材で、今回のキーワードや軸となることが見つからなくて
苦しんでいたときのインタビューで
「読者はマンガ読みのプロだから、ごまかせない」
と言っていたことにエンターティナーぶりと、プロを感じた。
 
そーなのよ。読んで下さる方って「読みのプロ」なのよね。
それに、私も何かを読むときは、一介の読者=読みのプロなのだ(笑)
一介の読者だから「今度の××ってさぁ〜、だめだよね」「もう○○って終わりかな」
とか、平気で言っている。
 
書き手側として、自分がそんなこといわれたら
もの凄く怒るか、立ち上がれない程落ち込むクセに(苦笑)
 
 
今でも十分アマチュアの領域であるが、
書き始めた頃から、当時の師匠に言われていた言葉は「プロ意識を持て」だった気がする。
それは、「私はプロです」と自慢げに言い、
人に「先生」と敬称つけられて喜ぶと言うことではないと私は解釈していた。
プロ意識……客を喜ばせることを第一に考え、そして仕事はきちんとやる。
特にギャラが発生した場合は、もちろんだ。
 
 
最近、疲れていたせいか、
こうやって自分の性行為や生活をさらけだすことに、疑問を持ち始めていたことは確かだ。
これでいいのか? いいのだろうか?
そして、エロというジャンルに片足突っ込んでいる以上、友達に嫌がられることがある。
「麻瑚ちゃんはエロだから、絶対私のことは書かないで、
 私を紹介しないで、リンク張らないで」
親友に真顔でそんなことを言われて、「私程度のエロなんてたいしたこと無いよ」
と思いつつも、とっても悲しかった。
「もちろんじゃん、迷惑かけないよ。大丈夫だよ!」
そういいながら顔では笑ってたけど。
ネットでは忌み嫌われる立場……一日、その思いが抜けなかった。
 
 
それに私は「自分が書きたいものをコツコツ書くタイプ」の書き手ではない。
人に読んでもらって、楽しんでもらってナンボという考えで文を書く書き手なのだ。
そう私は、サービス業としてモノを書いているのだ。
それが自分で解っているのに……最近何を悩んでいたのか(苦笑)
 
 
サイバラを見て、スッキリした。なんてちっちゃいことに悩んでたんだ私は(笑)
 
胸張って、堂々と、お笑いエロをやってきゃいーじゃん!(笑)
 
もちろん自分はどうなってもいいけれど、
自分に近しい人……ご主人様、友人、そして家族は守るけどね。
 
 
番組内で、こんなやりとりがあった
「泣かせることと笑わせること、どちらが難しいですか?」
「どっちも同じでしょ?
 笑うことも泣くことも、どっちも『同じ声』でしょ?」
 
目から鱗が落ちました。
 
 
見終わったとき、
これからも私は「胸を張って、谷藤 麻瑚をやっていこう」と心に決めてた。
麻瑚という人生ゲームで、まだ私は負けたくないのだ。
 
 
でもまぁ……これだけサイバラ好きと言っていても、絶対に真似したくないのは
サイバラの体型(爆)
うーん、ダイエットもしなきゃねぇ〜。
撮影の度にお腹引っ込めるのは……ははは(苦笑)
 


開き直りといえば……
開き直ったかのようにパーン!と突き抜けたキャラでTVに出ている
現在の杉田かおる。
彼女、凄くよくなったよね〜。
自分のウリがもう無くなった、でも私にはこの業界しか生きていく道はない
そう思って苦渋の決断だったのかもしれないけれど、
それは大成功だったと、TVで彼女を見るたび思う。
 
反対に、どんどんメジャーになっていくごとに、つまらなくなるのがインリンだ。
「エロテロリストです」と言っていた頃のインリンはよかった……
天然ながらマイペースを貫き通してる感じがよかったのだ。
「愛のエプロン」でテリー伊藤に指示されるまま、胸元を見せたり、
ホットパンツの半ケツをTVカメラにアピールする、インリン。
あの頃がよかったのだ。
 
ご主人様との休憩時間。
たまたまTV(「メレンゲ〜」)で、インリンがレポートでNG連発している
シーンが写った。
TVの向こう側のみなさんは気遣ってか「かわいぃぃ〜」と言っていたが、
TVのこっち側で、ご主人様と私は「だめじゃん」と……。
 
「ねぇ、ご主人様。この(インリンの)年齢で、こんなことでNG連発するなんて、
 ダメですよね。使い物にならないってなっちゃいますよね」
「うむ」
「最近のインリン。何を見てもオドオドしててつまんない」
「それはゴールデンに出るようになってからだろ?」
「そーですよねー。ああ、以前のインリンよかったのに。もうダメなのかな〜」
売れるまで苦労をした人みたいなので、頑張ってほしかったんだけどね〜。
 
 
やっぱり人前に出てやっていくということは、
「潔さ」ってのも必要ですな。
 
 
追伸:
ご主人様に「読みます? 私、読んじゃったから」とお貸しした
「できるかな V3」は、
ご主人様……なくしちゃったらしい〜。
「いやぁ〜、捜しても出てこないんだ、はっはっは」
ご主人様のその「全く自分は悪くない、だってなんで見あたらないかも解らないんだもん」
という開きなおりっぷりを、奴隷麻瑚は尊敬致します(笑)
いやもう読んじゃったから、なくなってもいいけどさ〜。
 
          《 2004.06.14 13:43 記》
 





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谷藤 麻瑚 MAILスウィート・ハノンHP(改装・再開予定)

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