『スウィート・バイエル』
『スウィート・バイエル』

モクジ 今ヨリ、カコへ 今ヨリ、ミライヘ


2004年01月09日(金) 「読まれてこそ」だもんね、私の場合。

 ふつーひよ

 
「このまま忙しい仕事に追われて、気がついたら年を取っていて。
 結婚もしてない、家族もいない。
 おまけに潰しのきかないこの仕事から放り出されとしたら……私は何をどうするんだろう」
そんなことを考えた、疲れきったある日。
「私も自分の為に何かをしよう。
 私は何ができるだろう……そうだ、文章を書いてみようか。
 小説もエッセイも何も書いたことはないが、
 手紙やメールの文章は面白といわれたことがあったし。
 書くなら……そう、私らしいもの。人におもしろがられるもの。
 あまり人がやってないもの……つまり、下ネタ?
 それをインターネットを使ってやってみよう」
私がそう思った日から、既に4年位経過してるよーな気がする(苦笑)
 
そして、小説を書き始めるきっかけになったのも、ネット。
コラムを連載するようになったのも、ネット。
 
つまり、私は「ネットの世界で生まれ、育っている」のだ。
 
確かに活字は魅力的である。
でもね、そればかりが現在は全てじゃない。
活字はちょっと特別。そしてネットは気軽で便利な手段。
 
PCafeコンテストで賞をもらい、ネットで自分の小説が配信されたときは
ドキドキだった。
嬉しくもあり、恥ずかしくもあり、怖くもあり。
コラムが配信された時もそうだった。
でもね……人に読まれる快感というのもあるのだ。
sex同様?(笑)、これはヤッてみなきゃ・体験してみなきゃ分からないけど(苦笑)
 
そして私は知るのである。
「書いたものは、読んでもらわなきゃ意味がない」と。
 
私は『お文学』がしたいわけじゃない(できるわけもないけど)
私は読まれてナンボ、おもしろがられてナンボのものを書き続け、
私のような「普通の人」に読んで欲しいし、おもしろがって欲しいのだ。
 
だいたいネットで日記を書いてるというのもそうなのだ。
なんだかんだといっても、「自己啓示欲の表れ」である。
人に読まれたくないなら、紙の日記帳に書き、鍵を掛ければいいのだから。
 
しかしね。
書いて発表できる、誰かに読んでもらえるってことは素晴らしいことなのよ。
日記で言えば……
ご主人様と私の関係、「リアル」な世界では、ほとんどの人が知らない。
そういうパートナーが居ると知っている友達でも、
日記に書いてるような奥深いことまでは知らない。
でもネットでは、ン百人という人が知っている。
私の人生。
このまま何もしなければ、きっと100人くらいの人にしか出会え無くって、
私の人生なんて、ほんの一握りの人しか知らなかったはず。
なのにネットをやることによって、
ネットきっかけで小説を書くようになって、沢山の人が私の存在を知る。
今は、本名より筆名の知り合いの方が増えたし、
公募作のアンソロジーだけど、活字にまでなることができたし。
諸刃の剣だとは思うけど、
使い方さえ間違わなければ、ネットは凄いところだと思うのよね。
 
だから私はこれからも、ネットで自分を露出していくでしょう。
日記を、コラムを、雑多で下らない創作文を書き続けるでしょう。
少しでも、一人でも「面白い」といってくれる人が居る限り。 
 
 

このたび、メルマガを創刊します。(2月より配信)
上記の理由もあるけれど、
もう一つ理由がある。
「巻き込みたい」「巻き込まれたい」。
一人でやったって面白くない。
いろんな人を巻き込んで、楽しく面白くやりたい。その中に私も巻き込まれたい。
そのためには、少しでもメルマガの購読者が多くなきゃ面白くない。
だからこれからメルマガの宣伝もしていくことでしょう。
 
ネットだから出来る世界。ネットだから出来るコミュニケーション。
ネットだから出来る、お遊び。
……そういうのってあるはずだし、それで成功している人だって沢山いるはず。
 
私は、
真面目なこと、不真面目なこと、娯楽であること、秘め事なこと、を
ネットだからこそオープンに出来るという感じで
「えっちに楽しく」やって事を目指し、メルマガを運営します。
そう、運営。
私一人のものじゃない。
みんなのもの、みんなが楽しく遊べるところ、そうしたい。
 
実際に、メルマガのレギュラー執筆陣は、
一部の方々にとっては(笑)、すごいメンバー揃い。
そしてこれからも、どんどん書き手を増やしていければと思ってます。
 
なんというかな……メルマガは、形のない劇団みたいな感じ?(笑)
私は主宰であり演出家であり、プロデューサー。
脚本家も役者もたくさんいる。
いろんな方法で自己表現出来る人たちが沢山いる。
気が向いたときだけ芝居に出てきて、遊ぶのもOk.
でも、お客がいなきゃ、芝居をしたって仕方がない。観てくれなきゃ意味がない。
だから私と、ブレーンになってくれている方々とで、色々考え、宣伝もうつ。
そんな感じかな。
 
……と、ここまで言えるようになるまで、ほんと時間がかかりました(苦笑)
他の方々の意見に泣いたり、落ち込んだり、
自分は何やってんだろう?と途方に暮れたり、
忙しさで捨て鉢になったり(苦笑)
 
これからも試行錯誤は続きます。
でも私の本質は「サービス精神」(笑)
これからも飄々と、楽しくお気楽に見せつつ、一生懸命やっていきます。
 
宜しくお願いいたします。
 
 
追伸
あ、でも、自作品活字化(本として出版)の道も忘れてないわよ。
その努力もしますよーん。
 
  
          《 2004.01.20 13:43 記》 





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谷藤 麻瑚 MAILスウィート・ハノンHP(改装・再開予定)

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