『スウィート・バイエル』
『スウィート・バイエル』

モクジ 今ヨリ、カコへ 今ヨリ、ミライヘ


2004年01月06日(火) 変わりゆくこと〜「優しい夜」

年賀
画像は、ご主人様に頂いた「年賀状」のことば

 
どうだ、今日はご主人様に黙って「直筆文字」を入れてみた。
これで「ご主人様って、麻瑚のツクリ、架空の存在なんじゃないの?」
と言う人は居るまい(笑)←え?まだ疑ってる人いる?(爆)
  
 
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数年前、男友達に言われた。
そうあれは、まだ男友達と身体の関係はなかった頃。男友達が当時の彼女と別れた後のことだ。
「結婚なんて別にしたくない。
 女は男で人生変わるかも知れないけどさ、男は女で変わらないだろ。
 芸能人とか、そういう人と結婚しないそんなことはないだろ?
 そういうことがあったら結婚しても良いと思うけれど」
「そーかな〜?」と思った。反論したかったし、「それはキミがそう思いこんでるからだけでしょ?」と言いたかったけど、面倒だったから放置(笑)
  
 
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1月4日。ご主人様とご飯を食べてた時のこと。
ひとしきり食べ終わって、いろんな話をしつつ、
今年発行する私のメルマガの話なんてのもしてた。
 
実は私のメルマガ……現在決まってる執筆陣、(PCafe読者さん垂涎の)そうそうたるメンバーなのよ(笑)←さりげなく宣伝!!
そんな話とかね。
実は「麻瑚」より、「麻瑚のご主人様」の方がファンが多いんじゃないか、という話とか。その話も面白いんだけど、今日は割愛。
後日、メルマガ宣伝の時なんかにでも〜。
 
そんな話をうだうだしてたら、ご主人様がニコニコしながら「面白いなぁ〜」って。
「ご主人様。裏で、こんな人生が展開するなんて思ってもみなかったでしょ」
「うん」
「楽しい?」
「うん(笑)」
 
笑いながら答えるご主人様。現状を楽しんでるという顔。
私は表面上のご主人様は何も変えてはいないけど、裏世界での新しい展開という「変化」は与えることが出来ているのかも知れない。
これも、男友達は気付かなかった、いや取り込んでくれなかった、「私の部分」なのかな。
  
 
その後、少し街をフラフラして、次回の飲みデートの時に行くお店の場所をチェックしたりして(気が早い、笑)
2件目の店へ。
前回のバーも開店していたが、今日はちょっと気分を変えてということで
新しくできた焼き鳥メインの居酒屋へ。
チェーン店っぽいのだが、なかなか良い感じのツクリ。
店内へ入ると「カウンター、テーブル、お座敷とありますが?」と尋ねられた。
「どうする?」「まかせます」←でもたぶん、お座敷だろうな〜と何故か思う私。
「お座敷は掘り炬燵になりますが」と言う追加説明の後、「うーん……じゃ、お座敷で」と答えを出すご主人様(やっぱり笑)
 
じつはこれが大正解だったのだ。お座敷は……個室だったのだった。
隣との仕切は、曇りガラス。廊下側は引き戸付き。なかなかである。
焼酎や日本酒の種類はなかなか頑張ってるが、一件目のタイ料理店が美味しかったのでさらにそう思うのかもしれないが、料理はイマイチである(笑)
でも、それよりなにより、個室!でしょ!
……個室。これほどゆっくり色んな話が出来る場所ないでしょ(笑)
 
とまぁ、個室であったのに、最初に盛り上がった話は、
「音楽CDを個人的使用でコピーすることと、コピーコントロールCDについて」「私が書いた小説のラストについて」
二人で白熱した議論を展開しましたよ。
私が生意気な口をきくと、ご主人様が脚を伸ばしてきて、指先で私の股間を触ったりしたぐらいで(笑)、えっちプレイももちろんナシ(昼間にしちゃったしね)。
 
すみませんねぇ、がっくりしました?
でも個室はいいですよぉ〜(まだ言ってる笑)、姿勢崩して楽な感じで、エロ話も議論も気楽にできるんだもん。

その後、ご主人様は鳥皮塩焼きに「すごく不味くないか」と文句言ったり
私が『できたて豆富』に「面白いけど美味しくない」とグチグチ言いつつ、
次なる話題:オナニー話!へ……と、これは長くなるので次回の日記に(笑)
 
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中盤以降、1件目のお店でしていた話題が再度浮上。
それはメルマガから発展した話で……読者が見ている前で調教なんてのをやったりして、という話。
もちろんやりませんよ! 絶対やりませんってば! 架空のお話。
 
麻「でもどうするの? 見てるだけじゃなく、一緒に参加したいってなっちゃったら」
主「……オナニーだけは許可しておこう(笑)」
と、そんなことを話していて、ご主人様と私がどうも話が少し食い違ってる気がして仕方がない。
麻「ご主人様、確認しますけど。見学させる読者って……女の子ですよね?」
主「え? 男に決まってるだろ」
……お互いが「同性を呼ぶ」と思ってたのか!そりゃ話が合わないわ(爆)
  
で、まぁ、女の子を呼んで見学させるとして、という方向で架空話は進む。
 
麻「で、どうするんですか? 私も参加したい!ってなっちゃったら」
主「オナニーで我慢させる(笑) で、私はそれを見てるかもしれないな」
麻「はっはっは、でもそれじゃ満足しませんよ、きっと」
主「大丈夫だろ。怖いから見るだけみたいな女の子だったら」
麻「甘いな……ご主人様は甘い。一人でそういう場所に来られる子だったら、最初はそのつもりでも、私が目の前ですごーくよがってたら……だんだん好奇心湧いてきて、『同じ事私もされてみたい!』って思いますよ」
主「そうかなぁ」
麻「そうですよぉ。ご主人様だってそんなこと言われたらまんざらじゃないでしょ?」
主「うん。じゃあ、そうなったらどうするか、麻瑚に決めさせよう(笑)」
 
と言われて。その時私は、自分で思いも寄らないヒトコトがでてしまった。
 
「ええ〜! それ困るぅ。麻瑚としては、『ご主人様にしていただきなさい』って言わなきゃ行けないし」
  ↑何故か、偉そうに椅子にふんぞり返るような態度で言う
「でも、奴隷の私としては『いや、やめて。ご主人様、しちゃイヤ』ってなっちゃう」
  ↑正面に座るご主人様の腕をぎゅっと握りつつ訴える
 
もちろん冗談口調で「あああ〜、そんなの決められない〜」とか言って頭をかきむしる仕草をしたりとかしてたけど。
 
私は……今まで嫉妬心とかほとんどなかったのだ。
早い話、男友達がどんな女と関係を持とうとも、自慢げにその自分の女のことを私に言わない限り、目の前の私も好きで居てくれれればそれでよかったのだ。その女に嫉妬心なんて抱かない。
スワッピングパーティで他の女とsexしてても、かなり平気だった。反対に「どんな抱き方するのか見たい」と思ったりもした。
つまり。
いつもの私だったら、ご主人様が目の前で他の女の子とsexするのを、はたまた調教するのを、興奮しつつ楽しげに見ていたであろうと思われるのだ。
私はどうしちゃったんだろう?(苦笑)
  

ご主人様が
「もし見学しているのが男だったら……絶対に参加はさせない」と小さな声で言った。
それから話は変わって、今度は男性を呼んだら、ということになっていった。
 
私が
「でもどうします? その若い男のがすっごい巨根で、こっちを見ながらオナニーしてて、私がご主人様をフェラしてるとして。
 フェラの合間にふと、男の子がオナニーしてるのを見ちゃって、その巨根に『おおっ!』驚いて。ご主人様の股間に視線を戻した瞬間、ご主人様のを見て『ふっ……』と鼻で笑ったりしたら?」
というと、ご主人様は笑って首を横に振りながら、「言わない」と。
「はい?」
「麻瑚は、絶対そんなこと言わない」
「そんなことないですよ」
「麻瑚は、たとえその男が凄い巨根だとしても、絶対私のを見て笑ったりはしないよ」
「ご主人様、それは私を買いかぶりすぎです(笑)」
「いや、言わないよ(笑) ……わかるもん」
「は?」
「わかるんだよ」
「……どうして?」
「そりゃ〜……一応は、ご主人様と呼ばれる立場だから。それぐらいはわかってる(笑)」
 
そんなくっだらない話だったのだが、
「……急に恥ずかしくなっちゃった。顔あげられないぃ」となってしまった私。
そんな私にむかって、またあの攻撃「手を伸ばして頬を撫でる」を繰り出してきたのだ(泣)
 
「ご主人様、やめてください〜。それ、余計に恥ずかしくなるし……泣きそうになるか……」
と言っている最中に涙が落ちる。あーあ、そんな会話で泣いた私(情けな〜)
きっと個室という状況が悪いよ、個室じゃなきゃもっと泣かずに踏ん張れたのに(涙)
 
「えーん、ご主人様が泣かせるぅ」
と言いながら鞄をごそごぞやってハンカチを取り出す。涙をふいてると、また頬を撫でる。
「なんで泣いてる?」
「……嬉しい……から……」
「嬉しいのか?」
そういいながら頬を撫でる。
「あの……私、慣れてないから……『わかってる』とか言わないで……下さい」
そうなのだ。男の人に「おちゃらけている私」以外の部分で「麻瑚は、本当はこうだろ、人が求めるキャラを演じて言わなくてもいいぞ」ということや
本質的な部分を「分かっているよ」と言われることは皆無に等しいのだ。
こういうsexに於ける信頼の部分って、誰もが私に言わなかったことなのだ。
 
しばし、テーブルに突っ伏して泣いていると
「麻瑚、ちゃんと日記に書けよ。
 『ご主人様の優しさに触れて、嬉しくて泣いてしまいました』って書くんだぞ」と、命令が。
「やだよぉ、そんなこと書かないもん。恥ずかしいこと書かないもん」
……でもちゃんと書きました(爆) といっても、ご主人様はこの日記読んでないけど(絶対読ませるモノか〜!)
 

「よし、これで気持ち切り替えました。もう大丈夫」と、私がなんとか顔をあげるたびに、
一言二言いって、また私を泣かせるご主人様。
「えーん、涙とまんない。ご主人様がいじめるぅ」
「虐められて嬉しいくせに」
「えーん、確かにそうだけど……虐められて嬉しい人と嫌な人といるけど、ご主人様には虐められたい〜」
恥ずかしいから言葉が止まらない。涙を拭きながら、鼻をすすりながら(苦笑)、「ごめんなさい」と言いながら喋り続ける私。
「いやならいいぞ、もう虐めないから。アレも……コレも……(具体例続く)しないし、バックの時に髪の毛引っ張ったりもしないし……」
「やーん、それは……ダメ。髪の毛引っ張られるの、結構好きなんだもん(爆)」
 
その後は、「髪の毛を引っ張る」というライトなSMネタで話が盛り上がりました。
もちろん鼻はまだずるずるしたままで(笑)
 
「でもまぁ、恥ずかしがるなら……話をした甲斐があった、よかった」
とご主人様はぼそぼそ言っていた。
 
ここ数ヶ月。
ご主人様の影響で、私の奥深い部分が変わってきているような気がする〜。
一体ご主人様は、私の何を変えようとしているのだろか?(苦笑)
 
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以上、私の中で勝手に「理解」と「深い深い夜」の話に続くと思ってる話でした。
 
まだまだいっぱいネタはあるけど、今日はこの辺で〜。
真面目なネタが続いちゃったので、次は下ネタかエッチネタを書きましょね(笑)
 
          《 2004.01.11 19:00 記》






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谷藤 麻瑚 MAILスウィート・ハノンHP(改装・再開予定)

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