『スウィート・バイエル』
『スウィート・バイエル』

モクジ 今ヨリ、カコへ 今ヨリ、ミライヘ


2003年11月28日(金) 職業柄、「エロコーナー進入許可パス」が、あったら欲しい

 パラダイム文、ビブロス、リーフ

 
副業は「エロ系作家のタマゴ」ということを自覚しはじめた昨今(笑)
というか、ここ2ヶ月ぐらいの出来事で、「自覚しないとやってられない」状態になったことは確か。そうでも思わないと、崩壊しそうである(苦笑)
でもまだ「タマゴ」だけどね〜、『プロ』じゃーない、間違っても。
 
今回、はじめて出版社から依頼があり
(依頼といったって、ボツになる可能性はとても高いのだった)
「自分のまったく持ってないもの書くことになった。
いや、全く持ってないと言うよりも……
とあるお仕事で、私は4本の作品の「大幅加筆修正」作業を請け負うことになったのだ。それが……
「毛深い、男臭い男との話」「ファンタジー近親相姦」「異種人間」「レズビアン」
であった。このときに、「私はこのジャンルの作品には向いてない人間である」ということを悟ったのだった。
それが今。悟った、1年チョイ後に「同じジャンル」を書くことになるとは。それも完璧オリジナルで(苦笑)
ひじょーーーーーに煮詰まってる今日この頃。そこにいろんなことが重なり、いつしか精神状態は「ガラスのココロ」に(涙)
 
なんて、泣き言ばかりも言ってられない。これはお仕事である。やらにゃーならない。
 
 
とりあえず、市場調査。
こういうジャンルの女性向けお手本作品はないか?
世の女性はどういう作品に「萌え」なのであるか?
  
で、気づく。話に聞いてたけど、確信した。
「私が書かなきゃいけないジャンルモノって、
 かなりエロでは一般的かもしれないけど、実際行ってる人は多いだろうけれど、 
 女性向けのそういった作品、ほとんどない!」
ということである。
 
『お手本』が無い〜(涙)
 
昨日は、地元にあるちょっと大きな古本やさんにいき、物色。
でもやっぱり「それ」は見つからない。
やむなく、ひとまず、今まで読んだこと無かったボーイズラブ作品を見る。
出版社や作者さんによってだけど……なんとすでに、価格が一冊「98円」になってた。
  
うっそぉ〜、ボロボロのハーレクインだってもっとしてるぞぉ〜!
 
ということで、数冊購入。
  
本当はえっち系コミックが欲しかったんだけど、私が欲しいと思っている
「女性向け」で「エロ」で「耽美的、退廃的なタイトルがついている作品」がない(涙)
やっぱ、定価で買わないとだめ?
  
そしてずんずん奥に入り……黒いのれん?カーテン?が下がる場所へ。
 
そう、「18禁」コーナーである!
一度奥まで入ったことがある。
そのときは同人系と思われるオタクカップルがいたので、安心して入ってた。
官能小説を物色してたら、そのカップルが私に気づき、「はっ!」としてしまった(苦笑)
  
今回も何度も様子をうかがう。が、常に一人はいる。
一人……余計に入りにくい(苦笑)
男性が2人+2人組になったところで、意を決してはじからそ〜っと進入。
  
お店側も考えいてくれるらしく、そののれんから伺えるはじっこ(一番手前)には「ボーイズラブ作品」があるのだ。
そこを見るふりして、すこしずつコーナーへ。
おお、なんか……男臭い、押入くさいというかほこりくさい(笑)←でも本当に、そういう匂いがするのだ。
ボーイズラブの次は、パラダイムノベルズ辺りの作品。
手に取り、みていく。
だが、そこが限界。それ以上奥にはやっぱり入りにくい。
  
いや、私としてはずんずん奥に入っていけるのだが、見ている他の男性お客様に「多大な迷惑」をかけてしまう、それが申し訳ないのだ。
ああ、こういう時って、
頭に「私はエロ作品書いてる女です。私もある意味、男性皆様のお仲間です。私の存在は気にせずご覧下さい、お楽しみ下さい」って書いて張り出したいぐらいである(笑)
あああ……「エロコーナー進入許可パス」とかあったらいいのにな(涙)
  
15分位いたであろうか?
そこで話し声がして、奥にいた二人組の客がアダルトコーナーをでる様子。
まずい、入り口付近に私がいてはまずい! と思い、そそくさとでる。
でも手にはすでに3冊の本(笑)
   
もちろん普通の文庫も1冊買いましたがね(笑)
レジでどう思われたか知らんが、9割5分「エロ本」の買い物を終え、外へ。
  
そのから少し離れたドラッグストアまで歩き、
午後ティー(ミルク)と、「イチジク浣腸30E」10個入りを購入(笑)
  
現在使用している浣腸は、かなりお買い得価格の「ミカサ浣腸」であるが……
容器の色はスケルトンピンクで可愛いんだけど、
ご主人様曰く「やっぱり使いづらい。最初のほうがいい」とな。
最初の……すなわち、イチジクのロングノズルタイプである(笑)
  
「えええ〜。あれ、高いんですよ」といいつつ。
まだミカサ浣腸も半分は残っているのに、ご主人様には逆らえない奴隷(笑)
ロングノズルタイプは、マツキヨなどでは意外と売っていないうえに、あっても1個入りか2個入りである。
このドラッグストアには「お得な10個入り」があるのであった(笑)
午後ティー、胃薬、頭痛薬、そして「イチヂク浣腸〜お徳用」という
先日に引き続きまた「怪しい買い物」をして、帰宅。
  
しかし。
私が不慮の事故などで死んでしまった場合。
親は私の副業のことは知っているけれど……実際に部屋を見たら驚くだろうなぁ。
メイド服とナース服はいいとして、
娘のアラレもない静止画と動画が入ったCD-R、
見たこともない下着……ガーターベルト、ベビードール、ふりふりキャミソール、Tバックのショーツ類
ローター、パール入りバイブ、アナルビーズ、アナルバイブ、綿ロープ、ローション、コンドーム、そして浣腸(笑)
  
ただの妄想えっちかと思ったら、娘はここまでやってたのかっ!とね(笑)
きっと死後、遺影にむかって、さんざん怒られ、ぼやきまくられることであろう(笑)
  
なんてことを言ってる前に、部屋を片づけないと。
いくら袋に入っているとはいえ、コンドームと浣腸を部屋にさらけ出しとくのは、危険危険(笑)
  
 
追伸
エビちゅ 今、依頼が着ている文庫さんが目指すところは「ハーレクインロマンス」的なものと知りつつも、どうしてもハーレクインは読めない私。今は、ハーレクインのコミック版ってのもあるのね。パラパラ見てみたけど、なんかもう私は「ごめんなさい〜苦笑」って感じで。
だったら私は、同人系なんかの作風のほうがイケるなぁ、と確信。
そして、読んでいて……どうしても『おるちゅばんエビちゅ』(画像参照)に「やっぱりこれだよ〜!」とホッとしてしまう私って……(苦笑)
あ、古本やさんに、懐かしの『ドクター秩父山(2)』があって、ついつい全部立ち読みしてしまった。
忘れてるネタもけっこうあったから、ちょっと新鮮だった。作品によって出来の差はあるんだけど、くだらなくていいなぁ〜としみじみ(笑)
今回購入した中で、今んとこ一番面白いとおもったんは『G-taste SとMの秘密』であった……やっぱ、SMものかよっ!(爆)
でも現在の私は、SMという行為ものよりも
精神的なことについて解いたものが面白いのよね。ふむふむって感じで。 
 
 


谷藤 麻瑚 MAILスウィート・ハノンHP(改装・再開予定)

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