『スウィート・バイエル』 モクジ | 今ヨリ、カコへ | 今ヨリ、ミライヘ
お風呂。 お風呂といえば、アレ。 バスタブにお湯が溜まると、先にご主人様からお風呂に向かう。 「あ、ちゃんと、アレとアレを持ってくるように」 「アレとアレ」 「そ(笑)」 はぁ〜。されちゃえばそりゃ気持ちよかったりしますが、 施されるまではなんでほんとに、こんなに憂鬱なんでしょ?(涙) 私は逢瀬ポーチから、アレ(ローション)だけをもち、首輪をはずしてお風呂へ。 既にバスタブに沈むご主人様のそば、バスタブの縁にコンッとローションのビンを置く。 「あれ? 麻瑚、アレは?」 「……アレも?(涙)」 「あったりまえだろー?(笑)」 再び部屋に戻って……アナルビーズを(涙)えーん。 身体を洗い終え、「入れて、入れて」といいながら、わざとご主人様の足を押したりどかしたりしながら、バスタブに沈む。 少しお湯の中でいちゃいちゃとすると、立たされる。 私の後ろにはご主人様。バスタブの縁に置かれたローションを手に取ると 「だいぶ少なくなったなぁ〜」 「……ということは、それだけ調教を受けてるってこと?」 「ま、そうだろ(笑)」 そんなこといいながら、後ろから私の胸や腰に掌を這わせる。 掌が這ったあとには、ぬるぬるとローション残っていく。その上をまた手が滑る。 「麻瑚、気持ちいいか?」 「あ……ん……気持ちいい……です」 ご主人様が私の後ろに手を回し、私の身体じゃないところにローションを塗る感触が。 と、私の背中にご主人様が当たる。硬いけどヌルヌル滑る、不思議な感触。私はそれが良く擦れるようにと、腰や背中を出来るだけ動かしてみる。 しばしローションの感触を楽しんだ後は、 「麻瑚、手をついて」と。 突きだしたお尻のあたりにシャワーがかけられ、一旦ローションを流すと、ご主人様の唇が蕾に触れた。 ひと通り拡張が終わると、「麻瑚、下を見て」。 きゃっ! それはアレですよね、アレよね。分かってるから見ない。 「こら、みなさい! また涎垂らしてるから(笑)」 渋々下を見ると、股間から透明な雫が垂れている。 「違います、これはお湯だもん」 極力、しゃらーっとした顔でご主人様から微妙に目線を反らして口答え。 ご主人様が、私から垂れた雫に指を絡めて、引く。糸が延びる。 「ふーん、お湯ってこんなに粘るんだ。ふーん」 またあのいじわるーな言い方(涙) たまらず私は足を閉じて 「ごめんなさい、ああごめんなさいってば! 垂らしました、いやらしーい涎を垂らしましたよ〜(泣)」 お風呂を出てからは、コラムにも書いた上半身緊縛。 さんざん笑ったり拗ねたあとは、ベッドで調教。 それはコラムで書く予定なので、ココでは割愛、また後ほどってことで。 私としてはちょっと激しめな調教で、 (他の方にしたら「それしきで」と思うかも知れいないけど〜) なのに私ったら、思った以上に喘ぎ、そして高揚してた。 そんな自分の反応と、されていることと、快感に、 どうしていいか分からなくなって、 調教に反応しながらもめそめそしてた。 ご主人様は調教を終えると、私の顔に顔を近づけ「麻瑚、泣いていいぞ」とひとこと。 その瞬間、堰を切ったように感情があふれ出してきて、少しだけだけど、私は声を上げて泣いてしまった。 人前で声を上げて泣くなんて子供の頃以来かも。 私が落ち着くと、「紐、外すか?」。 「うーん、微妙」……まだ縛られていたい気もするし、そろそろハズした方がいいかなとも思うし。縛られていると、身体の向きを変えることすら自分じゃ容易にできないから。 ご主人様はふっと笑うと、私をうつぶせから仰向けに。 だけどぉ、顔。涙で濡れた顔が気持ち悪い。拭きたい〜。 ふと横を見ると、さっきまで私の身体の下に敷いてあったバスタオルがあった。 「えーっと」 と良いながら、身を左右によじって、じりじりとバスタオルまで移動。 肩をねじって顔をバスタオルに押しつけ、顔を左右にごしごし動かして顔を拭き、顔を拭くとまたズリズリと元の位置にもどる。時間にして数十秒だと思うんだけど(笑) 「はっはっは、芋虫みたいじゃん!」 「だって、顔拭きたかったんだもん!」 ご主人様は楽しそうに腹から笑ってる。笑うぐらいなら、タオルで顔拭いてくれ!(笑) 笑い終えると、私の脚をご主人様が開く……んだけど、なかなか位置が合わない。 そうなのだ、まだ後ろ手に緊縛したまま。いつもと腰の位置が微妙に違う。 「ご主人様〜。手が後ろにあるから、タダでさえ下付の私の位置が、さらに下になって入りづらいんだと思いますよ〜」 「ん〜」 ご主人様、枕を持ってきて私の腰の下へ。でも背中の中程には結ばれた手があるからこれまたひっかかって、枕が奥まで入らない(笑) なんとかかんとか位置があい、ご主人様は身体を沈める。 (その前に緊縛ほどけよってか?(笑)) ゆっくりとご主人様が入ってくる。最後まで挿入し、私に胸を重ねるとひとこと。 「安心したか?」 んもぉ、ご主人様ったら……その通り。 気持ちいいけど、激しいけど、それも好きだけど(恥) おもちゃより指より、やっぱりおチンチンは安心するのだ。 途中からは緊縛を解き、思い切りご主人様にしがみついて楽しませて頂きました。 腰を持ち上げられてバックから挿入され続けていたら、ちょっと痛くなってしまった(苦笑) んー、でも痛いっていったらご主人様は気をつかってくれるうえに、もう止めちゃうかも知れない。 でも……止めたくはないの。どうしよう……と思ってると私の身体からひとつのわがままが。 −−上になりたい−− 「ご主人様」 「ん?」 ご主人様が身をかがめて、私の声を聞こうとしてくれた。 「あのね……わがまま言っていいですか? ……上になりたいの」 ご主人様はふっと笑うと、身体を離してごろりと横になった。 その上に私はまたがる。 片手で自分のを少し広げて、もう一方の手でご主人様を握り、先端で左右に分けて進入させる。 ご主人様はすっかりくつろぎ、「勝手にわたしのペニスで遊びなさい」状態。 でも激しく動いている途中、突然感触が変わる。 ご主人様のが、すこしくぐもった感触になった。 これって……あ……私の中から大量に溢れ出たってことよね。 いやん……と思いながらも、ますます激しく動いたりして。 時々軽く休憩しながらも、思い切り堪能させて頂きました。 イカないながらも心地よい疲れ。ご主人様に覆い被さると、「もう満足です〜ありがとうございました」とお礼。 「ん」 「あの……沢山濡れちゃいました」 「知ってる」 「し、し……知ってるって、そういう言い方ないじゃないですか〜」 「ほんとのことだろ(笑)」 やーん、恥ずかしい。 「麻瑚、フェラチオして」 「ん〜、もったいないけど〜」 そういいながら私は、ご主人様からずるずると離れた。 全てが終わって 「何時?」と、二人で私のアナログ腕時計の文字盤をのぞき見る。 「2時15分? ……いや……あっ! 3時15分!!!」 あー、やっちゃった。初めてのサービスタイム延長(涙) とまあ、こんな感じのsex解禁日でした。 後半は記憶おぼろげで、はしょってるうえに、盛り上がりとかに欠ける書き方でごめんなしゃい〜。 ということで、近日中にやっと解禁第二回目がありそな予定(笑)
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