『スウィート・バイエル』
『スウィート・バイエル』

モクジ 今ヨリ、カコへ 今ヨリ、ミライヘ


2003年09月25日(木) sex、解禁 5

ぽっひよ

 
お風呂。
お風呂といえば、アレ。
バスタブにお湯が溜まると、先にご主人様からお風呂に向かう。
「あ、ちゃんと、アレとアレを持ってくるように」
「アレとアレ」
「そ(笑)」
 
はぁ〜。されちゃえばそりゃ気持ちよかったりしますが、
施されるまではなんでほんとに、こんなに憂鬱なんでしょ?(涙)
 
私は逢瀬ポーチから、アレ(ローション)だけをもち、首輪をはずしてお風呂へ。
既にバスタブに沈むご主人様のそば、バスタブの縁にコンッとローションのビンを置く。
「あれ? 麻瑚、アレは?」
「……アレも?(涙)」
「あったりまえだろー?(笑)」
 
再び部屋に戻って……アナルビーズを(涙)えーん。
 
身体を洗い終え、「入れて、入れて」といいながら、わざとご主人様の足を押したりどかしたりしながら、バスタブに沈む。
少しお湯の中でいちゃいちゃとすると、立たされる。
私の後ろにはご主人様。バスタブの縁に置かれたローションを手に取ると
「だいぶ少なくなったなぁ〜」
「……ということは、それだけ調教を受けてるってこと?」
「ま、そうだろ(笑)」
そんなこといいながら、後ろから私の胸や腰に掌を這わせる。
掌が這ったあとには、ぬるぬるとローション残っていく。その上をまた手が滑る。
「麻瑚、気持ちいいか?」
「あ……ん……気持ちいい……です」
ご主人様が私の後ろに手を回し、私の身体じゃないところにローションを塗る感触が。
と、私の背中にご主人様が当たる。硬いけどヌルヌル滑る、不思議な感触。私はそれが良く擦れるようにと、腰や背中を出来るだけ動かしてみる。
しばしローションの感触を楽しんだ後は、
「麻瑚、手をついて」と。
突きだしたお尻のあたりにシャワーがかけられ、一旦ローションを流すと、ご主人様の唇が蕾に触れた。
 
 
ひと通り拡張が終わると、「麻瑚、下を見て」。
きゃっ! それはアレですよね、アレよね。分かってるから見ない。
「こら、みなさい! また涎垂らしてるから(笑)」
渋々下を見ると、股間から透明な雫が垂れている。
「違います、これはお湯だもん」
極力、しゃらーっとした顔でご主人様から微妙に目線を反らして口答え。
ご主人様が、私から垂れた雫に指を絡めて、引く。糸が延びる。
「ふーん、お湯ってこんなに粘るんだ。ふーん」
またあのいじわるーな言い方(涙) たまらず私は足を閉じて
「ごめんなさい、ああごめんなさいってば! 垂らしました、いやらしーい涎を垂らしましたよ〜(泣)」
 
 
お風呂を出てからは、コラムにも書いた上半身緊縛。
さんざん笑ったり拗ねたあとは、ベッドで調教。
 
それはコラムで書く予定なので、ココでは割愛、また後ほどってことで。
 
私としてはちょっと激しめな調教で、
(他の方にしたら「それしきで」と思うかも知れいないけど〜)
なのに私ったら、思った以上に喘ぎ、そして高揚してた。
そんな自分の反応と、されていることと、快感に、
どうしていいか分からなくなって、
調教に反応しながらもめそめそしてた。
ご主人様は調教を終えると、私の顔に顔を近づけ「麻瑚、泣いていいぞ」とひとこと。
 
その瞬間、堰を切ったように感情があふれ出してきて、少しだけだけど、私は声を上げて泣いてしまった。
人前で声を上げて泣くなんて子供の頃以来かも。
 
私が落ち着くと、「紐、外すか?」。
「うーん、微妙」……まだ縛られていたい気もするし、そろそろハズした方がいいかなとも思うし。縛られていると、身体の向きを変えることすら自分じゃ容易にできないから。
ご主人様はふっと笑うと、私をうつぶせから仰向けに。
 
だけどぉ、顔。涙で濡れた顔が気持ち悪い。拭きたい〜。
ふと横を見ると、さっきまで私の身体の下に敷いてあったバスタオルがあった。
「えーっと」
と良いながら、身を左右によじって、じりじりとバスタオルまで移動。
肩をねじって顔をバスタオルに押しつけ、顔を左右にごしごし動かして顔を拭き、顔を拭くとまたズリズリと元の位置にもどる。時間にして数十秒だと思うんだけど(笑)

「はっはっは、芋虫みたいじゃん!」
「だって、顔拭きたかったんだもん!」
ご主人様は楽しそうに腹から笑ってる。笑うぐらいなら、タオルで顔拭いてくれ!(笑)

笑い終えると、私の脚をご主人様が開く……んだけど、なかなか位置が合わない。
そうなのだ、まだ後ろ手に緊縛したまま。いつもと腰の位置が微妙に違う。
「ご主人様〜。手が後ろにあるから、タダでさえ下付の私の位置が、さらに下になって入りづらいんだと思いますよ〜」
「ん〜」
ご主人様、枕を持ってきて私の腰の下へ。でも背中の中程には結ばれた手があるからこれまたひっかかって、枕が奥まで入らない(笑)

なんとかかんとか位置があい、ご主人様は身体を沈める。
(その前に緊縛ほどけよってか?(笑))
ゆっくりとご主人様が入ってくる。最後まで挿入し、私に胸を重ねるとひとこと。
「安心したか?」
んもぉ、ご主人様ったら……その通り。
気持ちいいけど、激しいけど、それも好きだけど(恥)
おもちゃより指より、やっぱりおチンチンは安心するのだ。
 
途中からは緊縛を解き、思い切りご主人様にしがみついて楽しませて頂きました。
 
腰を持ち上げられてバックから挿入され続けていたら、ちょっと痛くなってしまった(苦笑)
んー、でも痛いっていったらご主人様は気をつかってくれるうえに、もう止めちゃうかも知れない。
でも……止めたくはないの。どうしよう……と思ってると私の身体からひとつのわがままが。
 
  −−上になりたい−−
 
「ご主人様」
「ん?」
ご主人様が身をかがめて、私の声を聞こうとしてくれた。
「あのね……わがまま言っていいですか? ……上になりたいの」
ご主人様はふっと笑うと、身体を離してごろりと横になった。
その上に私はまたがる。
片手で自分のを少し広げて、もう一方の手でご主人様を握り、先端で左右に分けて進入させる。
ご主人様はすっかりくつろぎ、「勝手にわたしのペニスで遊びなさい」状態。
 
でも激しく動いている途中、突然感触が変わる。
ご主人様のが、すこしくぐもった感触になった。
これって……あ……私の中から大量に溢れ出たってことよね。
いやん……と思いながらも、ますます激しく動いたりして。
 
時々軽く休憩しながらも、思い切り堪能させて頂きました。
イカないながらも心地よい疲れ。ご主人様に覆い被さると、「もう満足です〜ありがとうございました」とお礼。
「ん」
「あの……沢山濡れちゃいました」
「知ってる」
「し、し……知ってるって、そういう言い方ないじゃないですか〜」
「ほんとのことだろ(笑)」
やーん、恥ずかしい。
「麻瑚、フェラチオして」
「ん〜、もったいないけど〜」
そういいながら私は、ご主人様からずるずると離れた。
 
全てが終わって
「何時?」と、二人で私のアナログ腕時計の文字盤をのぞき見る。
「2時15分? ……いや……あっ! 3時15分!!!」
あー、やっちゃった。初めてのサービスタイム延長(涙)
 
 
とまあ、こんな感じのsex解禁日でした。
後半は記憶おぼろげで、はしょってるうえに、盛り上がりとかに欠ける書き方でごめんなしゃい〜。
ということで、近日中にやっと解禁第二回目がありそな予定(笑)
 


谷藤 麻瑚 MAILスウィート・ハノンHP(改装・再開予定)

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