『スウィート・バイエル』
『スウィート・バイエル』

モクジ 今ヨリ、カコへ 今ヨリ、ミライヘ


2003年09月07日(日) sex、解禁 2

夏ひよ西瓜

 
実は今回の前半戦はかなり記憶的にあいまいで、順番が入れ違ったり、どのタイミングで何をしたか思い出せないモノもあったりして(苦笑)

たぶん、最初にキスをした後に「首輪は?」と言われて、首輪を取り出して装着してもらったと……
 
首輪装着後か、ベッドに押し倒された後かに、
いつものように、仁王立ち即フェラをした記憶も……
 
最初に服を着たまま押し倒されたとき、たぶん、クンニか、それともその先の指挿入までされたような……
その後、ご主人様に抱き起こされて。私の顔を見たご主人様に
「なーに、泣きそうな顔してるんだよ(笑)」
と、いわれた記憶があるのだ。
 
とまあ、今回は「指挿入だけでウルウルと泣きそうになってしまった」ぐらい、涙腺のゆるくなってしまっていた。
というとちょっと違うかな?
それくらい「何されても気持ちよくて仕方がないsexだった」というか(笑)
 
 
憂鬱な浣腸(笑)の後は、本を見ながら下らない話を15分ぐらいはしたと思う〜。
その後は、なにげにsexへ。
どうやって突入したのか覚えてないぐらいだから、かなりなにげに・自然に〜だったと思う〜。すみませんねぇ、覚えてなくって(苦笑)
記憶にある箇所は、二人とも服をまとわずにベッドで抱き合ってたというところからで〜。
 
ご主人様は頭を下ろし、私の脚を開くとそっと舌を近づけて、静かに舐め上げる。
それだけで私は身体をよじり、小さく声を上げてしまう。
どんどんエスカレートし、時には脚を持ち上げられて、お尻にまでキスをされる。
「ダメ……」なんて言っても許してくれない。だってこれから始まるのは快楽の調教だから。私がダメなんていっても、それは聞き入れてもらえない。
再び濡れた場所に、ご主人様の指がすんなりと入る。
「あ……」
入り口を軽く擦り上げながら、徐々に奥へと。奥では指先が、私の今日の快感のポイントを探している。
「あ……ん、あ……あ……ああっ、そこは……」
声がひとつ高くなり私が身体をよじった瞬間、ご主人様の指は私のポイントをつかんだとばかりに、そこを擦り上げる。
だから複雑。ご主人様の指責めは今まで誰にされたのより気持ちよいし、気持ちいいが故に、怖い。
さんざん声を上げて身体をよじって、すっかり悶え疲れた頃、ご主人様の指が抜かれる。
そうなのだ、私のGスポットはまだ開発段階で、凄く気持ちがいいけれど、イクまでには至らない。イク前に痛くなってしまうのが現状(涙)
 
抜き取った指を、いつもの楽しそうないじめっ子顔で、私の唇へと持ってくる。
そっと唇の力を抜くと、指が口中に差し込まれる。
ペニスを舐めるときと同じように、指に舌を絡め、抜き取ってゆく指を惜しむように軽く吸引。
「どんな味がした?」
「……私の味ですぅ〜、ちょっとしょっぱい(涙)」
満足したようにご主人様が「ふっ」と笑う。そして手を伸ばすと、コンドームを。
「んー。クールとつぶつぶ……どっちがいい?」
「えっ……うーんと……つぶつぶ」
「はっはっは」
あーやっぱり思ったとおり!という笑い声。
笑うこたぁないじゃん。だって、私が「つぶつぶコンドーム好き」だってこと知っててわざと聞いてる癖にいぃ。
コンドームを装着するご主人様の手元を、じっと見つめる。
女性は「男性がコンドームを装着する姿」を「情けない」って言うけど、どうしてなんだろ?
私は大好きよん。「つけるとこ、見せて下さい〜」ってお願いしちゃうぐらいだもん。
だって面白いし〜、それに、ペニスが私の中に入るための準備をしてるのよん、こんなワクワクする瞬間ないじゃない(笑)
それを知っているからか、ご主人様は私に隠すことなく目の前で装着してくれる。
装着をニコニコ顔で見届けると、私は脚を閉じたまま、仰向けの体勢に戻った。と、ご主人様が
「麻瑚、自分で開いて」
え? 開いてって? 脚をですか? それとも?
とりあえず、私がおずおずと脚を開くと、「もっと」と。
更に開く。恥ずかしい。
「入れて下さいって、お願いしな」
ご主人様の目を見つめたまま、そっと両脚の奥に両手を添えて、左右に開く。
「入れて……下さい」
「何を?」
「ご主人様の、おチンチンを、麻瑚の中に……」
ご主人様は納得したように笑うと、私に覆い被さり、ゆっくりと身体を沈める。深いため息が漏れる。
その後はもう……(苦笑)
二人の間で定番だったことと、私の禁欲期間にやりとりしたメールで「じゃあ、次はコレをしよう(ニヤリ)」といってた体位などなど……
そして座位になった時、私の限界が……。
もう無理と思い、ご主人様に囁く。
 
「私、今日は……泣いちゃうかもしれません」
「いいよ。泣いていいよ。泣きな」
 
「泣いちゃうかもしれません」といっている声も、既に涙声。
そして、身体が揺すられるたびに、徐々に感情が高まってくる。ご主人様の抱きしめる手に支えられながら、どんどん快楽が送り込まれてきて、涙が溢れる。
「麻瑚、気持ちいいか?」
「ん……気持ちいいの。ご主人様、気持ちいいのぉ〜」
そんなこと言わされちゃったら……(苦笑)
自分の言った言葉に反応して、つい私も激しく……でもスンスン泣いて、鼻をすすりながら「気持ちいいのぉ〜」やら「ごめんなさい」って言ってるんですけど。
もう、情けないやら恥ずかしいやら気持ちいいやらで(苦笑)
 
座位が一段落するとそのまま抱き合って休憩。
落ち着いたところで私が自分の手で涙を拭う。
と、ご主人様が私の頭を引き寄せ、目蓋の合わせ目にキスをし、そっと涙を舐めた。
私が、笑ってるんだか泣いてるんだか分からない声と顔で「ごめんなさい〜」と言い、ご主人様の首にしがみつき、恥ずかしさに顔を隠すと
「いいよ」と、笑って許してくれた。
 
これしきのことで、こんなに泣いてしまうとは、本当に情けない。
でも……この後に……


谷藤 麻瑚 MAILスウィート・ハノンHP(改装・再開予定)

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