『スウィート・バイエル』 モクジ | 今ヨリ、カコへ | 今ヨリ、ミライヘ
最近、書く気力減退中で、どうも「日記とコラムの書き分け」が難しいというか面倒というか。 なので今後少しの間、ネタがかなりかぶっちゃうかも、だけど(苦笑) ご主人様との、術後初めての「いつもの場所での逢瀬」。 朝、少し早く起きたにもかかわらず、いつもの「出勤のペース」で支度をしていた私。 「あ、いつもより早い電車なんだっけ!」 と気づき、慌てて着替えて家を出る。 逢瀬の時の電車は逃せない。 奴隷として、遅刻したらご主人様に怒られる……というわけではない。電車が無いのだ、ただ単に(爆) 術後初めて、自転車を飛ばし駅へ全速力する。 荷物も適度に重いのだが、それ以上に身体が重い(苦笑) 駅への階段が駆け上がれない。 おかしい……私は運動神経はないけれど、交差点ダッシュは誰にも負けなかったのに。駅への階段をいつも駆け上がってたのに。 ホームについたら電車が入ってきた。よかった〜。コレに乗れば後は大丈夫。 途中の駅で速い電車に乗り換える。うう……結構混んでる。そうかぁ、これからの季節、混む一方だろうなぁ。特に秋なんて。 秋かぁ……冬。冬はどうなるのだろう? 冬も関係は続いているのだろうか? 冬は逢えるのだろうか? ご主人様は出てこられるのだろうか(笑) そんなことを考えながら電車に乗る。目が痛い、故に、頭が痛く胃がもたれる感じ。お茶で鎮痛剤を飲んだりして、体調を整える(笑) いつもの場所にご主人様の車が既に止まっていた。 「おはようございます」と乗り込む。 そこから先は、普通〜。いつも通り。 ホテルに到着。が、9時半頃だというのにすでに満室に近い(苦笑) 入り口近くの部屋をやり過ごし、2つ目に見つけた部屋へin。 部屋に入る。「あれ? いつもより暗い〜!」 そうなのだ。ココのラブホ今のところ3つの部屋に入ったが、いずれもベッドの所に大きな窓があり、「陽光差し込む部屋仕様」だったのだが、今日初めて入った部屋には、窓がない。ひとつあるが、例のごとくふさがれている。部屋も少し狭い(といっても、都会のラブホより全然広いが) 「あー、窓がない〜。もう次はこの部屋入らないかも〜」と私が言うと、 「なんだよ、意味がわかんないよ(笑)」 「だって、窓があって開放感があるのがここのよさだもん。ここ、窓無いんだもん」 ただ笑ってるだけのご主人様。そんな会話をしながら荷物を置くと、すぐに抱き寄せられキスをされる。 いつもこのキスの後は解放されるんだけど、今日は違う。 スカートの中に入れられた手は、さんざんお尻を愛撫した後、ショーツにかかり、ずりさげる。展開が早い〜。 「やーん」 といって私が上げると、また下げられて……を繰り返し(笑)、胸を愛撫される。 私はデニムの上着の上に、これまたデニムのビスチェ?を着ていた。 ビスチェの中にはパッドが入れられるようになっていたのと、面倒だったのとで、今日はノーブラ。 ファスナーかボタンの位置が見あたらないらしく、ご主人様はまさぐりながら探している様子。 「あー、どこから脱がせたらいいかわからないんでしょ? おしえなーい(笑)」と、いたずらっぽく言うと、 「……いいよ、着たままヤルから(笑)」 と、ベッドに押し倒れてしまった。うう……失敗。 何度も上げたショーツは完全に脱がされる。下げられる瞬間、ショーツのクロッチ部分と私の間に透明な糸が見える。 「あ〜。パンツ、汚れちゃった」 「知らないよ、私が汚したんだじゃないぞ。麻瑚が勝手に汚したんだろ(笑)」 ビスチェの隙間から手を入れ、私の小さな乳房を服の外に出す。 「あ……」 と私が言うと同時に、右側に唇の感触。先端が転がされる。 左側に移り、乳首を愛撫されたあと、乳首の少し上に、歯が当たる感触が。 当たった歯は徐々に力を増す。私がそのきつさに声を発すると、歯の食い込みはとまり、吸い上げられる。 ご主人様が私の胸から顔を離し、痕を確認すると、ふっと笑ってやさしくそこにキス、私はキスに応えるかのように「ありがとうございました」とお礼を言う。 すっかり覚えてしまった、ひとつの流れ。促されなくても言える、お礼の言葉。 ご主人様は私から身体を離すと、ソファに戻った。私も身体を起こし、まくり上げられたふわりとしたスカートを直す。 「麻瑚、服脱いで」 「え……あの、だって、このビスチェとスカートとったら、もう全裸で……」 「それでいいじゃん、脱げよ(笑)」 しぶしぶ脱ぐと、 「さっ、麻瑚、アレ出して」 「アレ?」 「そう、アレ」 「アレってまさか……浣腸?(泣)」 「きまってるじゃん(笑)」 「ええー、だって、こんな最初の方で。まだ心の準備とか出来てないのに」 「最初に済ませちゃった方がいいだろー」 「えーん」 身体を隠すよう変な動きで(もちろん指摘された)カバンまで移動。 逢瀬カバン(ポーチ)を取り出し、そこから、透明なピンクという可愛い色の浣腸をだす。 袋が2個繋がりになっているので、ベッドの上に置き「あーあ!」といいながら切り離し、中身を取り出して、ご主人様もとに駆け寄り、片膝をついて足元にしゃがむ。 「なんだよ、その格好は(笑)」 もちろん、股間と胸が見えないようにガードする体勢である(もうひとつ、あるのパロディでもあるんだけど、それは略) この体勢、最初は苦し紛れのやったものだったのだけど、なかなかウケたので、この逢瀬で何回かやってしまった(きっと今後もヤルと思う、笑) ピンク色のブツを「はいっ」と不機嫌そうに渡す。 私のこのイヤイヤながらにやってる態度を、すーっごく楽しそうに見ているご主人様。 ソファの前にきた私にふたたびキスをし、胸をまさぐられる……んだけど、このとき全裸なのは私だけで、ご主人様はシャツ一枚脱いじゃいない。ずっこい〜。 「立って」、と促されるまま立ち上がると、ご主人様は私を見上げ静かな表情で 「お腹、見てもいいか?」と。 「はい」と私が返事をすると、ご主人様は上げた目線を戻す。 まだお腹は張っていて、その上に1kg太ったぶんの脂肪が乗っている感じなのだ。体型悪くてごめんなさい、と思っていると。 「これか?」 と、陰毛生え際にある、創(きず)を指で撫でる。 「そうです」 傷はかなり綺麗に治っていて、ケロイドにもなにもなっていない。よかった。 10cm程の横一文字の創。ご主人様は左端に唇を置くと、時々キスを含めながら、舌でたどってゆく。舌が右端まで行き着き、その終わりに唇をそっと置いた。 きっと、今まで私が付き合ってきた男性だったら、これだけ綺麗に治りかけていても、見て見ぬふりをしたかもしれない創。ねぎらうような終点のキスに言葉が見つからず、ただ「ありがとうございます」とだけ私は言った。 「さ、これで謙虚な気持ちになって、浣腸する気になったか?」 うぉぉ〜い! ちょっと、今の感動的なシーンは何だったのよぉ!! 「えっ、ちょ、ちょっとぉ〜、そんなぁ〜」 「ほら、早く! ベッドの所に四つんばいになれ!(笑)」 ご主人様の顔が、すっかりいつもの「楽しみながら虐めている、いじめっこの笑顔」に戻ってた(涙) しぶしぶとした態度、いやいや顔でベッドの端におでこを付け、四つんばいというか、膝を立ててベッドに上半身を預けた格好というか、そういうのになる。 が、ここで問題。 やっぱりねぇ、いくら値段が半額だからって、知らないメーカーの浣腸を買っちゃいけないねぇ。 ノズルの先端がぜーんぜんちがう。やっぱり「イチジク」は優れてるわよぉ〜。 特に「E」のシリーズ。これはロングノズルで、ノズルの根元のほう(薬剤が入ってる部分との接続箇所)が蛇腹になっているので、使い勝手がよいのだ。 ううむ、やっぱり今度はこっちを購入しよう……などと、浣腸されながら思う。 もちろん浣腸の最中も「入れるぞ、いいか?」「(薬液が)入ってるの、分かるか?」「入ってるぞ〜」などと尋ねられ&言われっぱなしである。 んまぁ、そこからギャグの世界である(笑) ひたすら我慢して(我慢しないと効果が得られないからね)挙動不審&意味不明な言葉を言う私と、悠々と楽しむご主人様。 何となく冷えるとイヤだったので、ホテル備え付けのあの検査着みたいな服を着る。 「あのですねー、こんな待ち時間を楽しんで頂こうとですねー。友達から借された『ガンダムSEED』の本と、別の友達からもらった、おもちゃショーのカタログを持ってきましたんですけどぉ〜」 カバンからとりだし、これがあれで、それで〜などと説明する私。それも我慢をしながら。 「だからぁ〜。あー、もう、何を言ってるんだかわからない〜。でも〜」 とにかく喋って意識を逃がしていないと、とばかりに喋るが 「ああー、もう限界なので、これで私は……」 と、トイレへ。ドアを開け、「あ、ここ、ウォシュレットだ〜!」の声を最後にこもること約7〜8分。 いいねぇ。ウォシュレット。何度も何度も使って、中も綺麗に♪ってな感じで。 ごめんなさい、このお部屋。さっきは「もうこの部屋選ばない」って言ったけど、窓より、浣腸にはウォシュレットよね〜♪ 出きった(笑)と思われるところで、トイレを出てそのままバスルームへ。 下半身だけ洗い、お部屋に戻る。 「はぁ〜い♪ もうすぅ〜っきり♪ どう? 本は楽しめたかしら?」 人間、うんこしてスッキリするだけで、どうしてこうも晴れ晴れとした気持ちになって、人格すら変われるものであろうか(爆) すっかり陽気なねーちゃんになって(笑)、戻ってきた私であった。 んで一旦、ここで休憩タイム。って、まだホテル入って30分ぐらいである(笑)
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