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2002年10月28日(月) 故郷へ。

やすくんの仕事が終わるのを待って

いよいよ、久々に実家に帰る。



出勤前に

「ききの仕事が終わったら、たっぷり昼寝しておいて。

 今回はかなり運転してもらわなきゃいけないと思うんだ」

と言い残していったやすくん。

言われたとおり、仕事を終えて帰る準備をしたら

毛布と枕を出して昼寝に入る。




けど。





荷物の中に足らないモノがあるのに気づいたり

部屋が散らかってるのが妙に気になったり

結局、20分くらいしか眠ることが出来なかった。



思った以上に早く仕事を終えて帰ってきたやすくん。

着替えをしたりしている間に、

わたしが荷物を車に積み込む。


早く

早く


何かが私を急きたててた。


部屋から一番近いインターからではなく

やすくんの実家に一旦寄って

そこから近いインターに向かった。

今回は、私の車の冬用タイヤを積んで帰ってくる。

やすくんの車じゃ入りきらないので

少し大きな車を実家で借りた。

ナビ付きの車。



連日睡眠不足のやすくんは

そこまでたどり着くのもやっとという感じで

高速に入ってすぐ運転を代わる。

首都高の直前までは私の運転。


早く

早く

気持ちだけが先に行ってしまう。

ナビの画面の隅に出てる

「到着予想時刻」を少しでも早めたい。

そんな気持ちもあった。



直前のサービスエリアに入って

運転を交代。

首都高では思わぬ工事渋滞に巻き込まれた。

ナビの「予想時刻」もどんどん遅くなる。


中央道を抜け、いよいよ実家へ。

途中思わぬ降雪もあって

ドキドキしながら運転していたけど、

目の前の山や木々、川、それに道が

懐かしいモノへと変わってきて

ものすごく安心できた。








結局私の家についたのは午前六時。

新聞を取りに家から出てきた祖母とはちあわせしたくらいだ。

やすくんはさすがに疲れて寝てしまったけど

私はその時間ももったいないような気がして

変な興奮状態のまま

迎えてくれた母ととりとめない話を続けた。

部屋を出てきてからここにたどり着くまでの事。

この前帰ってきたときから、今日までのこと。

母は、笑いながら話を聞いてくれたけど

しばらくすると

「あんたも疲れてるんだし、少し眠ったら?」と言った。

疲れてる気がしなかったし、

少しでもたくさんいろんな話をしたかったが

母に言われるとおり布団に潜り込むと、

どうやって寝たか分からないほどすぐ

深い眠りに落ちてしまった。






とうとう帰ってきたよ。

暖かい布団の中で

すごく幸せな気分だった。


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