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2002年04月26日(金) 言エナカッタコト

  


以前やすくんは


とても言いづらかっただろうアノヒトとのことを


私に話してくれた。


そのおかげで私の中にあった


重く暗い部分が


随分軽くなった。










私も。










言えなかったことがある。











つきあい始めてしばらくして


ここには書けない大きなコトをひとつ

やすくんに話した。

やすくんに隠したままつき合っていけないと思ったから。

なかなか言葉にならなかったけど

やすくんには、どうしても分かって欲しかった。


話してる途中で涙が溢れて、

怖くて、恥ずかしかった。


「もしかしたら、私たちは終わりになるかもしれない」


そんな絶望で頭の中が真っ白になった。








喉に何かが詰まったかのように


それ以上言葉が出てこなくなってきた時。


やすくんは


「もういい。分かったから」って


背を向けてた私を自分の方に向けて

やさしく抱きしめてくれた。

優しさに包まれてるようだった。



その優しさが本当に嬉しくて

自分にのしかかってた重いモノが

少し軽くなった気がした。

だから、

余計にきちんと話さなきゃ、って思って

のどの奥から絞り出すように

言葉を続けようとした。





「もう、いいってば。これ以上何も言わなくていいから」

抱きしめられる腕に力がこもったのを覚えてる。




やすくんは、私の全部を包んで

一緒に歩いてくれる人かもしれない、って

その時、本当に思った。



今でも時々、胸の奥底にしまい込んだソノコトが

急に外に飛び出して

どうにもならなくなってしまうけど

やすくんが側にいてくれたら

やすくんの声を聞けたら

かなり落ち着けるようになった。

















今。


















以前ほど重くはないけど

今の私にはやすくんに話せないことがある。











お金に関わることだから余計に

言えないということもあるけど、

実は、もうすぐで解決しそうなので

このまま黙って置いた方がいいのかなとも思ってる。







でも、言えないことがあるって言う今の状態が

かなり苦しい。











あ、ちなみに

借金があるとか、そういうんじゃないんで(笑)


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