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2002年03月18日(月) 全身で感じる幸せ。

昨日の分に書きましたが、17日は結納でした。

今日はそのご報告。



やすくんご一家とホテルで簡単な打ち合わせをした後、

一足先に実家に戻る。

戻ると程なく、なぜか拉致される私(苦笑)

着付けの先生をしてる母の友人宅に連れて行かれると

パッと見お坊さんの袈裟みたいなかなり派手な着物があった。

驚く私の後ろで、

「せっかくだから、着物選んできた」と言う母と妹。

どんどん仰々しくなってくる。はぁ。

まあ、とはいいながら、着物着られるのは嬉しいし。



袈裟みたいだと思った着物も(苦笑)、

着てみるとなかなかステキで。

顔が自然と笑顔になる。





着替えて家に戻ると

やすくんご一家はすでにご到着で、客間に通されてた。

急に恥ずかしくなって、玄関でうろうろしてしまう。


客間の方から「ちょっとお手洗い…」なんて出てきた

やすくんのお母さんに見つかり、

客間に通される。

みんなの視線がこちらに向けられるのが本当に恥ずかしい。


やすくんの顔をまともに見れない。


「じゃ、そろそろ…」

なんて、誰かが言って、

やすくんの家族と、私の家族が向かい合って座る。

(この時、本当ならうちが上座に座るんだって後で分かった。失敗)








しばし流れる沈黙。










沈黙。









・・・・・・・・・・










くす。





誰かが、小さく笑ったのが突破口になって

全員で大笑いする。

みんな、それなりに我慢していたらしい(笑)





父さんと、やすくんのお父さんがそれぞれ

何だか難しい言葉で挨拶をしてる。

用意してもらうつもりはなかったんだけど、

向こうの結婚式場の人が気を回して準備してくれた結納品。

箱から取りだして、

やすくんの家族が並べ始める。




並べ始める。






・・・・?





「あれ?順番忘れちゃったよ」


ここでも大爆笑。





「あれ?1つあまったよ」(実は、結納品が入った箱に着いてたのし)


更に大爆笑。








その後も、

誰がそれを床の間まで運ぶんだとか、

本当は父さんがひとつずつ目録と確認するんだったとか、

私とやすくんも一応挨拶をするはずだったとか、

書いてあるはずの目録中の宛名が真っ白だったりとか、

実はエンゲージリングはこの時はめてもらうんだったとか、

すべてが終わったときに見つかった反省事項が

次から次へと出てきたけど、

堅苦しい事が苦手な私たち(とお互いの家族)らしくて

すごく幸せだった。




結納が済み、気が楽になったのか

ものすごくおしゃべりになるお互いの母さん。

「そうだ、今日○○くんの披露宴の衣装も見てこよう」と母。

「そうですね、少し時間があるし行きましょう」とやすくんのお母さん。

みんな一張羅で衣装を貸してくれる結婚式場へ向かう。




私の衣装を見てくれた母さんの友人が対応。

私は和装も洋装も何着も着たのに、

やすくんはタキシード1着のみ。

柔らかい白色。シンプルなスタイル。

やすくんによく似合ってた。

すごく恥ずかしがってたけど。

「和装はどうなさいます?今ね、白い紋付きとか結構出てますよ」

と言われたやすくんは

「なんか、成人式ではしゃいでたと思われそうだから、黒で」

なんて即答するから

またみんなで大笑い。




何だか表現があまりうまくないけど、

私の体の皮膚の隅々が、

この空間にある幸せを吸収してるみたいな

しみじみと、

幸せを感じられた一日。


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