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2002年03月10日(日) ++大阪旅行 大切な友人

1泊2日の大阪旅行。

職場のメンバーと一緒。

仲のいい先輩の旦那さんと、その子ども。

少し独特の雰囲気を持つ、演劇好きな後輩(♂)

そして、私。



昼過ぎに大阪に着き、まず海遊館へ。

水族館は大好き。よく考えると、やすくんと3つも行ってるなあ。

一緒に見ているのが・・・なんて、

淋しい考えはとりあえず隅へ追いやって。

ジンベエザメを見に行くつもりだったけど、

実際はジンベエくん以外の魚に興味が引かれた。

時間があったら、もっとゆっくり見たいと思った。


夜まではフリータイム。

私は、大阪の友人と会う約束をしてた。


大学時代の友達Mは、

私にとって最高の男友達。

言葉にするとかえってMの良さが

うまく伝わらないのだけど、

彼は頭がよくて、仲間を大切にできる人。

男らしさ、とか、女らしさ、って言葉は

本当は好きではないんだけど、

Mは、本当に男らしい、と思う。

友人であり、尊敬できる人。


実は、

今の職場の採用試験を受けたときに

小論文を書かされた。

テーマが何だったか、もう忘れてしまったけど

私は迷わずMのことを書いた。

「尊敬している友人のようになりたい。

 私なりのやり方が、何かあるはず」

というような内容だったことを覚えている。


Mとは、本当によく語ったし

手紙のやりとりをした。

「どう生きるか。生きていくか」みたいな内容。

私の頭には少し難しかったけど、

私になりに考えて発しためちゃくちゃな言葉を、

Mがきちんと私にもわかりやすく文章化(?)してくれて

さらに、自分の考えを話してくれるのが嬉しかった。




なんて、ここまで書いてると

恋愛感情があったようだったけど、違う。

恋愛対象に、したこともなかった。

私には好きな人がいたし、Mには彼女がいたし。

そう、Mには男友達はもちろん、女友達が多かったなあ。

その中の1人が私。

どちらかというと「同志」って言う感じかな。

それぞれ違う場所で、違う職場で、

立場も家族構成も違うけど

Mが壁にぶつかりながらも頑張ってるっていうのが

どこかで私の支えになってる。今も。




Mのおすすめのお好み焼きを食べながら、

やすくんの話をする。

「職場にね、すごく好きな先輩がいるって言ったのね。

 それはさ、猫が好きとか、魚が好きとか

 きっとそう言うレベルの『好き』なのに、

 すごく機嫌が悪くなられたことがある。

 ってことはさ、これから、たとえばMとかほかの男友達と会うとき

 きっと不機嫌になるってことじゃん。

 そう言うところで気を使わなきゃいけないかなってのは

 少しイヤかな」


「そんなの、当たり前や。

 俺みたいに、全然平気な奴もおるけど、

 相方さんみたいに、穏やかでいられない奴もおる。

 もしな、相方さんが

 『女友達と飲んでる。遅くなるかも』なんて言ったらどう思う?

 本当に何もなくたって、ちょっとは心配やろ?」


…痛いところをつかれる。


Mはその後も、私が話すやすくんのことや、

職場のグチを笑いながら聞いてくれて

「ほんま、成長したなあ。

 前は思いっきり凹んで沈んで大変やったのに」


なんて、肩をばんばんたたいてきた。



大阪の夜。



久々の友人との夜。



大切な思い出がスタートしてた。


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