2004年06月26日(土) |
上海旅行〜第1日目前編〜 |
夫の日記にもある通り、こあらの昨年の怒涛の出張によるマイル&ANA中国線キャンペーンを利用して、上海へ行って参りました。
◆あいのりタクシーにて7時頃に家を出る。
今って旅行シーズンなんかなぁ。空港は結構な人出やった。
こあらのANAプラチナカード(これも昨年の出張の賜物)のおかげで、ガラガラのファーストクラスカウンターで搭乗手続きを済ませる。
出国審査の時に、並んだ列の担当官が妙にトロかったせいで20分くらい待ったけど、無事に手続きを終えて空港のラウンジで飛行機の時間待ち。朝ご飯を食べずに家を出たので、ラウンジのサンドウィッチや稲荷寿司、巻き寿司などをたらふく食べた、げぷ。
そういうと、出国手続きの時にうちらの後ろに、うちらより3つ4つ年上かな?とおぼしき夫婦が1歳くらいの女の子を連れてたんやけど、ここのパパが阪神の八木選手にソックリやった。んもー、「双子か?」ってくらいに(まぁ、かなり小柄な人やったので八木選手本人やないけど)。あまりにも似ていたので写真を撮りたくてうずうずしてもーたよ(撮らんかったけど)。
◆空港の混み具合とは裏腹に、上海へ向かう機内はガラガラやった。
ラウンジでけっこう食べてたのに、1時間程度で機内食が出てきた。
メニューは、茄子入りカレー、サーモン&サラミのパスタサラダ、パン&バター、ドライフルーツ入りパウンドケーキ
機内品販売で、こあらがランコムのジューシーバーを買ってくれた。ありがとう、ありがとう。 ※ちなみに機内で買ったのは国内では売っていない限定色です
◆3時間半ほどのフライトで、浦東(プドン)空港へ到着。
新しい空港・・・ってことやけど、空港の広さの割に飛行機の数も少なく、なんとなく閑散とした感じ。
無事に入国手続きを済ませた後、ガイドさんを探す。 キョロキョロしていると、”MR.KOALA、MS.SHIBAKO(←ほんまはそれぞれの本名ね)”という紙を掲げた女性発見。 今までシンガポール、香港と旅行して出会ったガイドさんは男女揃ってカッチリとしたスーツを着てはったけど、ここでお会いしたガイドさん・・・コウさんという上海っ子の女性・・・は、Tシャツにデニムのスカート、そしてサンダルというとてもラフな格好やった。ほんの少し茶色く染めた髪をショートカットにして、メイクはとてもナチュラルな感じで「あ、この人はとてもお洒落な人なんだろうな」と思った。
コウさんに連れられて、リニアモーターカーの駅へ。 なんと上海ではリニアモーターカーが実用化されてるんですよ(ドイツのSIEMENSから技術提供を受けているらしい)。 ※夫の日記にもありますが、日本が現在、実用化に向けて研究しているリニアとはちょっと違うそうです。
ということで、生まれて初めてのリニアモーターカー。
写りはよろしくないですけど、リニアの外観。
車内は日本の新幹線をちょっとちゃちくした感じでした。 このリニアモーターカー。車で1時間の距離を、最高時速430kmで8分で走るそうです。
最高速度を出したところ。430kmという文字が見えるかしら?
◆上海の市街地に着いた後、お迎えの車にてホテルへ。
うちらはフリーツアーで参加していて、オプションはリニアモーターカー以外は一切つけてへんかったんやけど、車内でコウさんがしきりにオプショナルツアーの宣伝をする。 ”あぁ、これってシンガポールで経験した絹パンツ買え攻撃と似てるよなぁ・・・”と思っていたら案の定、こあらはウンザリとした顔をしてる。
上海の雑技には興味があったので、”上海雑技鑑賞ツアー”は参加することにしてんけど、その後もさらにコウさんのセールストークは続く。 んもーーーーー!!っと思って、”上海半日観光ツアー”もお願いしてしまった。これだから日本人、舐められるのね。最初から拒否の姿勢を見せているこあらに横目で睨まれた、(´・ω・`)ショボーン。
◆そして、そんなこんなでホテル着。
ホテルでしばらく休憩した後、まずは上海博物館へ。
ホテルの前の大通り・南京東路は歩行者天国になってるんやけど、新宿や渋谷の人ごみに慣れている私でも”なんじゃこりゃ〜?今日は祭りか??”と思うくらいの人出やった。いや、人の多さだけやなくて、人や建物が醸し出す街のエネルギーに圧倒されたというか。
こんな感じですよ。 途中で人民公園に迷い込んだりもしつつなんとか博物館へ到着。 この博物館の常設展は、
・中国古代の青銅器ゾーン ・中国陶器ゾーン ・中国絵画ゾーン ・中国家具ゾーン ・中国彫刻ゾーン ・中国古代玉器ゾーン
にわかれている。
そして、特別展では、古代ローマの彫刻などを展示した「古代ローマの人と神」というのと、「カルティエの宝飾品」というのをやっていた。どっちも物凄い人だかりやったのでスルー。
上野の国立博物館の常設はいつも人が少なくてのんびり観られるんやけど、上海博物館はさにあらず。常設展も特別展ほどではないにせよ結構な人出やった。
閉館まで2時間ちょっとしかないし、博物館の後には新天地にも行きたいしってことで、博物館を全部まわるのは諦めて(っていうか、ちゃんと観ると1日でもまわりきれなさそう)、彫刻→陶器→玉器に絞って観てきました。
日本の博物館やとあり得へんねんけど、この博物館、常設展は撮影自由。
ということで、彫刻ゾーンで、しばこあそれぞれのお気に入りの彫刻を撮影してきました。
これは、こあらのお気に入り「笛を吹く童子」
これは、わたしのお気に入り。帝釈天だったかなんちゃら菩薩だったかの像。 こあらのお気に入りの像は唐代に作られた物らしいけど・・・・子供の愛らしさと、今にも動き出しそうな躍動感に溢れていてよかったよ。 わたしが気に入った仏様は・・・・、なんちゅうかめっちゃ色っぽかったのよ。少年から青年になったばかりという感じで、少年の爽やかさを残しつつも大人の男の色っぽさと艶かしさに溢れていて・・・・あぁ、あぁ(悶絶)。この仏様に見つめられたら、しば子、とろけてしまうわ、ほんま。
その他も、陶器ゾーンが素晴らしかったです。うわー、あれも欲しい、これも欲しい!と思いながらガラスケースに張りついてました、はい。 ちなみに撮影自由とはいえ、気がひけてしもうたので、上記の彫刻以外は撮影せずじまいでした。
(後編へ続く)
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