2004年06月22日(火) |
休職175日目〜ビデオ鑑賞な1日〜 |
朝、こあらが言った。
「今日、ビデオの返却期限だから、ちゃんと返して来るんだよ」
おぉー、そうやった。忘れてしまうところやった。ちゃんと返さんとな。 っていうても、まだ「女殺油地獄」しか観てへんよ。残り3本、ちゃんと観ぃひんともったいないやん。
ってことで、今日はビデオ鑑賞な1日。
1)「MONDAY」 SABU監督、つっつん(堤真一)主演の映画第4弾。
つっつんの酔っ払いぶりがサイコーやった。 特に、ヤクザに連れて行かれたクラブの舞台で踊ってるシーンは、見ていてニヤついてしもうたよ。
ホテルの部屋で、昨日の夜の記憶を呼び覚まそうとしているつっつん→昨夜の出来事→記憶を呼び覚まそうとするつっつん→昨夜(以下略)・・・・という風にストーリーは続くのやけど、真面目で地味なサラリーマン←→酔っ払ってショットガンをぶっ放しているサラリーマンというギャップが面白かったし、ストーリー展開もテンポよくて物語に上手く乗ることが出来た。
ラストのどんでん返し×2ってのも面白かったし。
また観たい映画なり。
2)「DRIVE」 SABU監督、つっつん主演映画の第5弾。
ネットでいろいろと検索してみると、SABU&つっつん映画では1番評価が低いみたいなんやけど、私は、けっこう楽しめたわ。
SABU監督の映画は確かにストーリー展開が強引で、それにちゃんとついていかないと全然面白くもなんともないねんけど(そして、この映画はとりわけその傾向が強いねんけど)、私は歌舞伎やら能やらで、”ツッこむところは満載やけどそれは置いといて、舞台を楽しむ”ということに慣れてしもてるので、ストーリーの強引さはほとんど気にならんかった。
っていうか、仲間にお金を奪われて逃げられた強盗3人組(全くの悪人というわけではなく、どこかトボけた魅力があるんだよな)が、つっつんが運転する超安全運転の車に乗って迷走しているうちに、パタパタパタっといい方向に落ちついていくのが痛快で面白かった。
特に、住職の息子役の寺島進が、ライブの舞台に立って、ロックのリズムに乗せて仏法布教をするシーンは、ごっつい面白かった。
そして、我らがつっつんも、最高やったよ。 過去に何のトラウマがあるのか知らんけど、公道を「道路交通法遵守」でしか走れない、そして強盗に包丁を突き付けられても我が道を行く薬局の営業マン。 強盗との迷走の途中、休憩していた広場で物凄いドライブテクを見せるシーンも笑えました(何故そのテクで走らない?って顔で3人組が見ていたのもいとおかし)。 河原でご先祖と闘うシーンも良かったな。
そして、最初とラストにちょこっと出てくる柴咲コウも男臭い映画に花を添えていい味を出してました。
これもまた観たい映画。
3)「八つ墓村」 ご存知の通り、実際に起こった「津山30人殺し事件」を元にした横溝正史の小説が原作の映画。
96年にトヨエツ金田一のものも映画化されてますが、今日観たのは、渥美清金田一バージョン。
トヨエツものも観ましたが、こっちの方が数十倍良く出来てるし、数十倍怖いです。
しかし、私が3つの頃の映画だけに、「ショーケン若〜い!!」「山本陽子若〜い!!」「藤岡琢也とか、大滝秀治も若〜い!!」って思うてしもうたよ。 今、有名になってる俳優(風間杜夫とか、下條アトムとか)がチョイ役で出てたりするし。
大学生の頃、仲良しやったコバちゃんの下宿で、女3人(コバ、なっちゃん、私)でお泊まり会をした時にTV放送していたのを観たのが初めてで、その時に、あまりの怖さに3人でキャーキャー言うてたのですよ。
それくらい怖かった割に、今になって思い出すと何が怖かったのか思い出せへんのが気持ち悪かったので、ビデオで借りて来ました。
で、約9年ぶりに観た感想はというと、やっぱり怖いよぅ〜 ((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル。 昔観た時は、3人で「一体なんで、ショーケンと小川真由美は竜の顎(アギト)で結ばれるのだ?」という疑問を持ったのですが、今観てみれば、そのシーンが ((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル度を増しているように思います。
今日は蒸し暑い1日でしたが、この映画のおかげで涼しくなれました。はい。
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