[BBS]
[HOMEPAGE]
2006年03月13日(月) |
この前梅も堪能してきたのだけど桜も楽しみね。 |
気象庁と民間団体で、今年の桜の開花予想にずれが出ているそうですね。 その誤差、約四日。「たかが四日されど四日」っていうから何かと思ったら花見弁当の売上が心配だとか桜見ツアーが、開花をずれたら開催できないだとかと… うーん。 そりゃあ売上げも半端じゃないし気持ちはわかるが情緒がないなー…
大学時代にサークルで、アメリカから日本を訪れていた音楽の先生に指導を受けたのですが、それが確か春休み中でまだ桜が咲いていなかった。 そして休憩中にお話していて帰国予定日の話になった時、その年の開花予想日後だと聞いたので、「それなら桜が咲き始めてますね。見て帰れるといいですね。」って話を振ってみたら、桜がいつ咲くか大体予想がついている事に心底驚いていらっしゃった。 それで、たどたどしい英語で 「桜の開花の時期は関心が高い」とか 「政府(気象庁)が毎年、それまでのデータに基づいてこの日に咲くだろうと発表する」 と説明したら余計混乱させてしまって、 「政府が、さあ咲け!と言ったら咲くのか??」と大いに誤解させてしまったのでした。
通訳の道は(元々目指していなかったけど)進まないほうがよさそうだなーと思ったものでしたが、そこはおいといて。 日本に帰ってきてからはそれが普通だったので気付きませんでしたが、開花予想って随分特異な、といか優雅な考え方ですよねー。 一日単位でここまで花が咲くか咲かないかに気を揉んでいる国は、世界広しといえども日本くらいなんじゃないかな、とその時気付かされたものでした。
それにしても先生、ちゃんと誤解をなくして帰国してくれたかしら。
|