2005年01月18日(火) |
こんだけ忙しい年末年始はなかった。〜その1 |
去年の年末のことは、思い出すだけで、脳味噌と腸が煮え滾る。
ランディは忘年会で朝帰り、三連休のうち二日を寝て過ごし、三日目、深夜に出かけて、朝帰りしやがった。 例年の年末の大祭も諦めて、毎日毎日段ボールに荷物を詰める日々を送っていたわたしが激怒したら、ランディがそれに逆ギレ。 午前二時に出かけて六時に帰ってくるのは外泊か否かで激論となる。 この時期、そんなことをしてる暇があったら、ゴミ捨てと、段ボールに勤しむべきであった。 引越し準備が全く進捗しないまま、ランディは休日出勤を引き受け、そこでもまたわたしが激怒。
「しょーがねーだろ!仕事なんだから!」
「なんで、彼女とディズニーランド行くために休んだ後輩の代わりなんか引き受けるんだ!断れ!どうするんだ、この状況を!」
そして、わたしはランディの模型と、雑誌を段ボールに詰め込んで、一日が終わった。 仕事から帰ったランディは、ベッドで、段ボールに入れねばならないコミックスを読んでいて、また、わたしは吠えねばならなかった。 こいつは宛てにならん、と、奴の手元の漫画を紐で縛ってるうちに、奴は熟睡。 蹴り起こしても、全く戦力にはならないので、ひとりで荷造りに励む。
この時期のことは、わたしは恐らく、生涯忘れることはできないだろう。
「起きろ!マジで引越し、今年中に終わらんぞ!」
と、何度絶叫したことか。
そして、マジに終わらなかった。
引越し当日は大雪。 朝一番で唯一の暖房器具であるはずのエアコンを取り外される。 夕方まで、寒さに凍えながら、荷造りをしなければならず、引越し業者は、「トラックが、もう満杯で乗らない」という理由でPCと食器洗い機の運搬を拒否しやがった。 翌日には無論、引越し会社に厳重に抗議した。
PCを新居に自分たちで運び、食器洗い機は、ランディの実家に着払いの宅急便で送った。 その後も、旧居の後片付け、その他諸々多忙を極め、「全部終わるまで、うちには正月はない!」とランディに宣告し、年末の負債を購わせた。 いみじくも、ランディが是非にと言うので、餅を買ったのだが、ケーキもピザもロースとビーフも作れるはずの、新しいオーブンレンジでは、トーストと餅だけは焼けないと判明した。
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