2004年01月09日(金) |
「暴れん坊プリンセス」感想 |
久々に、ゲームの感想など。
エンターテイメントのお手本である。 勧善懲悪、痛快娯楽である。 全8話からなる、「サクラ大戦」に見られるような、テレビ番組を意識した作りのゲームである。 全話、冒頭を見たら、ラストまでの流れが判るような、お約束の連続である。 お姫さまひとりに、その剣と盾であるふたりの騎士の三角関係なんて、ありがちでツボすぎる。 しかし、キャラが立っている。 そして、シナリオライター枡田氏お得意の、邪悪さや、深読みするとエロティックな台詞も随所に見受けられる。
ラスト、ヒロインが両方選んでしまうあたりは一見新しいが、結局、それはどちらも選ばない、そして、楽しい三角関係はまだまだつづくと暗示するあたりは、やっぱりお約束かもしれない。 ともあれ、久々に、シナリオを楽しめるゲームをプレイできた。
あと、言い添えるならば、このゲーム、歯応えのあるバトルに手を焼くことであろう。 ぬるいゲーマーのために、難易度を変えられる親切設計ではあるのだが、ハードモードでクリアすると見られる「おまけ」があるので、やっぱり、やりこんでしまいそうだ。
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