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書くほどのこともない日常
日記とか、更新とか。

2003年07月06日(日) これもまた、上々の日常。

デスクトップが、カーンのアップの画像になって以来、己の為したことであるのに、パソコンを立ち上げる度に、びびってしまうわたしは阿呆である。
全体にセピアカラーなのだが、大きさはほぼ実物大で、瞳だけは鮮やかなブルーで、凝とこちらを睨みつけているので、非常に怖い。


閑話休題。

こないだ、おた画伯と話したときに、またしても、「ランディとラブラブ」に類することを言われた。
そぉかぁ?と尋ねると、
「あんだけ日記にランディのことばっか書いてたら」
と言われた。

ああ。なるほど。
そういうことか。

ランディとふたり暮らし、子供無し、ペット無し、近所づきあい無し、出無精。
ランディ以外の人と、日常で、顔を見て話すことと言えば、「いらっしゃいませ」「○○円になります」「●●円お預かりします」「△△円とレシートのお返しになります」「ありがとうございました」程度。……って、会話でさえ無い。
あとは、数少ない友達と、ときどき電話をし、たまに逢う。

こういう日常では、ランディのことしか書けることが無い。

もはや、この状態をどうにかせねばとも思わないのが問題かもしれないが、しょうがないじゃないか。
わたしは、これでも特に孤独を感じていないのだから。
寧ろ、「嫌いな友達」や「近所に住んでるだけの人」と「つきあい」をつづけねばならない方が苦痛である。
流行ものには拒絶反応が出る方だが、シンプル・ライフ、スロー・ライフは目指すところである。
人間関係も、それで行ったって構うまい。
因みに、スロー・フードも目指したいのだが、夫婦揃ってジャンク・フードもファースト・フードも好きなので徹底は出来ないだろう。

「将来、齢を取って、ひとりになって、精神的に孤独になるのは怖いかも」

と言ったら、おた画伯は、

「それは無いと思う。今だって、こんだけネットが発展してるんだから、気の合う人と距離感の無いつきあいができるよ」

と言った。
ああ。そうか。
ならば、わたしは恐らく、ずっと幸せなのだ。


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