2003年02月03日(月) |
行ってきた。帰ってきた。 |
・航空会社に感謝(ひとつ前の日記参照)。
・お気に入りの中国茶数種類を小分けして、ジップロックに茶匙と共に密封し、それを更に一回り大きなジップロックに入れてぴっちりと封をしたものを、バッグに入れ忘れていた。
・実家には以前、わたしが送った烏龍茶がまだあったので、死なずに済んだ。
・おた画伯に電話したら、何故か、めちゃくちゃうれしそうな声で、「なーなー、やっぱ、あれ?『実家に帰らせていただきます』ってあれ?」と言われた。
・実家に帰っていたのは間違い無いが、ニュアンスは違う。
・入院中の父は、やはりやつれて見えた。
・痛々しく思う間も無く、病院の屋上へと誘われ、なんだろうと思っていると、病院のお仕着せのパジャマにガウン羽織って、物凄い勢いで歩きはじめた。運動不足なのだそうな。
・一緒に歩こうとすると、「おまえなんかについて来られるペースではない」と言う。
・嫌になるほど元気じゃないか。
・……もしや、わたし、泡喰って、空飛んで来なくてもよかった?
・途端に、気分を一新し、関西圏在住の皆様に電話しまくりオフの算段。
・わたしは自動車の運転免許は無く、原付の免許も失効してしまっている。そして、病院の場所は非常に不便な処なので、チャリンコで走る。
・なのに、故郷は何故か、数十年ぶりの寒波で、雪なんか積もりやがる。
・旧友アリアに、『寒波を運んで来た』と言われる。筋金入りの雨女にそんなこと言われる日が来るとは思わなかった。と、言うより、お前も同じ飛行機で飛んできたではないか。
・暇つぶしに持ってきた『ネクスト・キング』に母がはまる。
・父が愚痴る。
・父が説教する。
・聞く。
・早寝早起き、ネット無し、適度な運動、低カロリーな食事、空気は綺麗。なんて健康的な毎日。
・これではいかん。
・関西圏のネット友呼びつけてオフ会。
・久々に、酒飲んでアホになる。
・二次会はカラオケ。
・ああ、楽しかった。
・父の退院はもう少し先らしいが、無駄に元気そうなので、とっとと帰ることにする。
・帰る間際、母に、『お父さんによろしく。今は小康状態みたいだけど、悪くなるようなら何時でも電話して。お母さんも身体に気をつけて……』等々、くだくだしく挨拶しようとすると、母は言った。
「キャラウェイって、なにをプレゼントすると喜ぶんだっけ?」
・「剣と鎧とドレス」と応えつつ、こりゃ父は大丈夫だな、と根拠も無く思い、かつ、ゲーマーのDNAは母から受け継いだのだと確信した。
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