2002年02月06日(水) |
夢はもうひとつの人生だそうな。 |
わたしは、よく寝言を言うらしい。 なんと言ってた?と、尋ねても、ランディ自身、寝てるところをわたしの寝言で起こされて、寝ぼけた状態なので、よく憶えてなかったり、むにゃむにゃもごもごとしか聞き取れない言葉だったりするらしい。
夢をみていた、という記憶はあっても、内容はよく憶えてない、ということが多いので、自分の寝言の内容が気になるのだが、憶えていない夢、というのは、余り思い出さない方が良い、というようなことを聞いたことがある。
脳にも、映倫や、ビデ倫や、ソフ倫のようなものがあって、都合の悪いものは記憶から消してしまうのだ、という。 余りにも怖い夢や、自分の隠れた欲望に自分が気づいてしまうような、憶えていると正気を保てなくなる内容の夢は、憶えていないのだそうだ。
しかし…… 殺人・自殺・身近な人の死・過去の恐怖体験の再現・部屋一面の蟲・化け物に追われる・エログロその他、数々の悪夢を見てきた。 ……少々、基準が甘すぎないか?わたしの脳の映倫。
脳の中の映倫を通らなかったほどの悪夢とは、どんなものなのだろう。 気にはなるが、やはり、憶えていない方がいいのだろう。
でも、ランディが言うには、
「おめーよー。寝ながら笑うなよ。気持ち悪ぃ」
寝ながら爆笑……。 どんな夢だったんだ。 どうして憶えてないんだ。 一体、どういう基準の映倫なんだ。
憶えてると笑い死にするとでもいうのか、え?応えんかい。わたしの脳細胞。
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