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書くほどのこともない日常
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2001年12月29日(土) 超個人的コミケレポート

と、いうわけで、本日の日記は、判らない人には全く判らない日記になりますので、御了承のほどを。

行って来た。ああ。行って来たとも、年に二回の巨大な祭に。
夏は「暑い」という惰弱な理由で行かなかったが、年末の民族大移動、お台場の逆ピラミッド、あの広い広い国際展示場が、全国のオタクで歩行も困難になるコミックマーケットに参加してきた。

今回は、事前に声をかけた友人たちが悉く不参加だったり、他の人と先約があったりしたので、ひとりで出掛けた。
サークルのスペースを回って買い物するときには、「○時に××前でね」などと時間を決めてばらけてしまうものだが、開場待ちや、帰りのゆりかもめ待ちのときに、ひとりでは退屈してしまうものなのだが……今回、朝の開場待ちに関しては、退屈しなかった。
いや、正確には、ゆりかもめに乗り込んだときから、だろうか。

乗り合わせた男性が、長い算盤出して読み上げ算をはじめたり、意味も無くスヌーピー柄のトランプを投げたりしていた。
気にしないようにしていたのだが、国際展示場前駅に着いて、帰りのために、売店でプリペイドカードを買おうとすると、前にその男性が。
スタッフの指示通り列に並ぶと、またその男性が目の前に。
退屈はしなかった。
とっとこハム太郎のぬいぐるみで人形劇風なことをはじめたり、ハーモニカ出して演奏はじめたり(上手い)、携帯の着メロを鳴らしてそれに合わせて踊りはじめたり、小型のラジカセ聴いたり……大荷物の中身は、コスプレ衣装でも、本でもなく、それらのパフォーマンスの小道具であったらしい。
一時間半余りも待ったが、退屈はしなかった。
だが、なんかはじまる前から疲れてしまった。

気を取り直して、会場の中に入り、大好きなイラストレーターさんのスペースに行き、本とポストカードを購入。
生でお目にかかるのははじめてなので、どきどきしながら御挨拶。
後は、カタログ片手に、宛も無く、好きなジャンルのスペースをうろつく。
数はそれほど買わなかったが、楽しかった。
コスプレ広場でナチスの親衛隊のみなさまを発見。
ポケモンカードの図柄に卍のマークが入ってるだけで訴えられる(そのうち国土地理院も訴えられて、お寺の地図記号が変わるんじゃないだろうか)昨今、なんと根性のある方々か。
「写真よろしいですか?」集合写真を撮らせていただいたあと、その中のひとりに、「あの、後姿撮らせてください」などとういお願いをして「後姿?」と、驚かれた。やはり、これはマニアックなお願いだろうか。
が、突然、デジカメのレンズカバーが閉じなくなる。
後ろ向きで延々ポーズを取ってくださるコスプレイヤーさん。焦ってなんとかカバーを戻そうとするわたし。
結局、「ごめんなさい。カメラ壊れました」と謝り、隅の方で座り込んで、レンズを必死で戻そうとする。
他の日ならいざ知らず、今日、この場で壊れるとはどういう了見だ。
え?こらっ!
と、心の中で罵倒しつつ、泣きそうになりながらレンズカバーをいじる。
周囲では、でかいカメラ持ったお兄さんたちがパシャパシャとフラッシュたいてる。
そのうち、どういう加減か、シャカッと音を立てて、カバーが戻った。
思わず、神に感謝しつつ、人でごった返す撮影会場を徘徊。

「ナルト」のカカシ先生(ナルトは読んだこと無いのだが、衣装が凄く凝ってたので)、
「バトルロワイヤル」の面々(これも映画も原作も未鑑賞だが、コスプレとも思えない、本当にどっかの制服に見えるような衣装で勢ぞろいだったので)、
宇宙刑事ギャバン(ランディが喜びそうだったので)
「ガンパレード・マーチ」の面々、(原さんコスプレの方が本当に美しかった。来須の手首に「猫の首輪」が巻いてあって笑った)
「犬夜叉」の桔梗(もしかしたら他の作品の巫女さんキャラかも知れず)

をゲットした。

しかし…「ワンピース」の踊り子衣装のナミとビビ、歩きはじめたばかりのちっちゃいちっちゃいゾロ、小柄で可愛かった「ハンター×ハンター」のフェイタン、凄く寒そうだったノブナガ、なんのコスプレか判らない(もしかしたら実際コスプレじゃないのかもしれない)ゴシックロリータファッションの美少女、そして、ナチの親衛隊員の後姿が撮れなかったのが心残りだ。


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