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書くほどのこともない日常
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2001年09月08日(土) 松茸

松茸狩りに行く夢を見た。

夢の中でわたしは、ありがちな日帰りバスツアーの申し込みをして、

『松茸採り放題!秋の味覚充実ツアー(採れなくても一本保証)』

に出かけた。
なんでこんなに具体的なのかはよく判らないが。
バスの中で、添乗員にアイマスクを渡される。

曰く、
これから行く山で松茸が採れるのは極秘である。
道を口外されては困るので、目隠しをしてもらう。
同意できない人は此処で降りて構わない、と言われる。

何故か、全員神妙な面持ちで同意してるので、わたしもアイマスクをつける。
そして、目隠しの隙間から外を見る。
高速道路から降りたバスは、狭く、舗装もされていない道路をどんどん進む。
山に到着し、アイマスクを外すと、凄い数の迷彩をほどこしたヘリコプターが低空でアクロバット飛行をしていた。
他の参加者とともに、松茸を籠いっぱい採ってほくほくしていると、添乗員が、物凄い必死な声でバスに戻れと叫んだ。
先ほどの迷彩柄のヘリや、ジープや戦車がバスの方に迫って来ていた。
銃声と、外国語らしい警告の声が響く。
ただならぬ状況ながら、松茸だけは捨てずにバスに乗る。
そして、物凄いカーアクションが展開される。
観光バスが壁のように切り立った崖を走るわ、階段を下るわ、電柱や信号機を引きずり倒すわ、上空のヘリからは狙撃されるわ。
終いにバスは動かなくなり、添乗員と運転手がバスから降りろと叫ぶ。
割れた窓から飛び降りた途端に、バスは爆発炎上。
爆風と熱気の中、目の前にある高速の料金所を目指して走る。
頬や肩を銃弾が掠める。
それでも松茸の入った籠は離さないわたし。
料金所のゲートに駆け込むと、攻撃はぴたりと止んだ。
逃げる最中に、松茸は殆ど籠から落ちていた。
しかし、底に一本残っていた松茸を見て、わたしはほっとした。

「ああ、よかった。一本残ってた。帰って松茸御飯にしよう」


特に松茸が好きなわけでも、喰いたいと思ったわけでもないのに、こんな夢をみた。
嗚呼、秋なんだなぁ……と、しみじみした。


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