喉が痛い。咳が止まらない。あー、これは37.5度前後の調子悪さだなー、と思いながら、水銀式の婦人体温計を口にくわえてると、36.5度。なんだ。そんなもんかー、と思いながら起き上がろうとすると、眩暈。デジタル体温計を脇に挟んでみると、37.3度。普通は、口の中の方が温度が高いらしいのだが……わたしの身体はどうなってるのだ。まー、どっちにしろ微熱じゃ。油断さえしなければすぐ治るだろう。真夏に暖房入れるほどの悪寒に慄えつつ、高熱を点滴で騙し騙して仕事してた人も世の中にはいる。