としょかん日記
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2003年12月02日(火) 罪と免罪

今日はこれ!
王道ですまん!

東野圭吾『手紙』
兄は弟の進学資金のために強盗を決意する
無垢な動機の無垢な犯罪は殺人という最悪のシナリオで幕を閉じる
だが残された弟のシナリオの幕は閉じない
殺人者の弟として差別の嵐を生き抜くこととなる

人間って弱いものなんだよね
言うまでもないけど
例えばそんなに親しくない同僚の親が殺人犯だって知ったらどうしますか?
多分ね
1.優しくなる
2.今までどおり
3.避ける
のどれかなんだろうけど
即答で2ですって言う人はあんまり信用しない方がいいかもよ
2ってのは結構難しいんじゃないかな
わたしははっきり言って2はできないと思う
ちょっと自分の中で葛藤して1になるんじゃないかな
かなりの自己満足でね
そんだけ人は弱いってことで結論づけてよろしいでしょうか?

なぜ差別するかというと
人より優越感を感じたいかららしいね
極端なたとえ話で誤解を生じるかもしれないけど
例えば何でもできる男の
弟が障害を持っている
なんてことがわかったら
大体の人は勝った気分になるんじゃない
そう考える人間は最低なんだろうけど
こう考えない人間ってそんなにいないんじゃない?

だいぶ話が逸れたので本の感想でも
直木賞候補の段階で結構こき下ろされたので
そんなに期待してなかったけど
いやいや、なんのなんの
なかなかいい話じゃない
ちょっとキャラや設定が飛んでしまうとこが何個かあるけど
そんなに気にしなくていいでしょ

弟からの最後の手紙
兄が書いたもう一つの手紙
物理的と精神的な距離
つまらない人間たち

でもちょっとバンド組むあたりは突飛だったかな〜


信々 |MAIL

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