としょかん日記
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2002年09月23日(月) 分岐点

西澤保彦『異邦人』読みました
西澤好きのわたしですが内容はちょっと・・・
なぜかというとSFチック(?)なんで
タイムスリップした世界で
殺される父を救う話なんですが
ミステリチック(?)も含んで話は進み
そしてエンディングへ・・・
どうもSFが好きくないのか
まだ免疫というか耐性というか慣れがないのか
わたし的にはどうも・・・な一冊でした

さて、それでも興味をそそられる点がちらほら
「平行世界」の話
平行世界(パラレルワールド)とはなんぞや?
人生のAとBの岐路で
結局自分はAの道をすすんだ
しかしBの道をすすんだ自分という世界がどこかに存在している
それが平行世界
古くはウッチャンナンチャンが芸名を「長男ズ」にしていたら
どうなっていただろうかというラジオのコーナーがあった(なつかしい・・・)

平行世界
そんなもんは存在しないかもしれないけど
ほんとにあったらおもしろいねぇ
そしてその平行世界をテレビかなんかでみれたらおもしろそう
「この人に会わなければ・・・」
「あの道を左に曲がったら・・・」
「あの会社に就職してたら・・・」
「この会社を辞めなかったら・・・」
「あのときの彼女と別れなければ・・・」
たった一つの選択が人生を180度変えてたのかもしれない

わたしにとっても人生の岐路は
今思えばけっこうあったな
とくにここ2,3年が多かった気がする
実際自分の気持ちがぐらんぐらん揺れた岐路もあったし
正直今でもその岐路は気にかかる(もう過去の話だけど)
でもそのときはこう思った
未来が見えないからめちゃくちゃ悩むのだろうし
過去に戻れないから人生って楽しいのだろうな、と
やっぱり生きることはおもしろいねぇ


信々 |MAIL

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