ことばのかけら
桜子



 夏 7:15PM

黄灰色の夕陽を見た
曇り空の隙間 無理矢理に射しこむそれは
意表をついた強い光

嘘くささが不気味すぎて 私はまた扉を閉じる

夏の夜 7時15分
その頃を過ぎると ようやく 帳はおりる
暑さは厳しすぎて しなびそうな時もある
そんな日々の暮らしも この時間で一区切り

2008年07月28日(月)
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