ことばのかけら
桜子



 余炎

ストーブの 赤々と光るのを眺めてる
ストーブの 赤々と燃えるのを見つめてる

伝えられず 留まった思い

叶うことの無かった情熱

置き忘れてきた 夢

肌を離れない ぬくもり


胸の奥でくすぶって
時々チリチリ チリチリ痛い

ゆくあてを失った
その残り火を
夜空へと投げて 星にする

そうして 
その輝き目指して 走ることにしよう
今を生きるしか 出来ないなら


2003年01月01日(水)
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