日常妄想
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2008年04月05日(土) 『時に過去は重き足かせ』のこと。

angela "果て無きモノローグ" >タイトル(歌詞:うたまっぷ)


+Amazonへ個別商品のリンク張るのにうにょーんて広告が出る方法、Safariだとバーが残って鬱陶しいので止めたいんだけど、スクリプト取っても直らないなぁ。真夜中ですがこんにちはミァハです(_△_) Winではたぶん出ないんでしょうな…… Hるさんとの会話で双子熱がモエモエですよ。"果て無きモノローグ" が頭を過りますた。妄想音楽に追加だ!<早くサイトをどうにかしろYO☆NOW

フと思ったというか、幾度となく思ってきたというか、気づいていながら黙殺してきたというか、なんとなく微妙な位置にある考えなのですが、『自分は子供だった。でも、今も子供だ。』という思いが頭を過るのです。成人してもうピー年になり、いい歳になりましたが、中身は学生時代から殆ど変わっていません。自分的に変わったと感じるのは高校時代だな。高校時代から殆ど中身が変わっていません。そんな意識が有ります。

一応、成長はしてるとは思うのね。こんな脳でも学習機能がついているから。でも、高校時代からとは言いますが、思えば高校時代も自分は回りの人間に比べてはるかに子供だったなぁと、思いました。何が有ったわけではなく、きっかけらしいものも無いのですが、最近それを思い知らされます。将来のことを建設的に見ていなかった。周りが見えていなかった。流されて生きていた。

高校時代は、夢が曖昧に揺れた時期でもありました。英語が苦手なのに、情熱だけで翻訳家になりたいと思ってカルチャースクールに通った。んで当然挫折。こちらの道に進むことを止める大人は居なかった。軌道修正するきっかけも無かった。いい経験にはなったけど、美術関係の専門学校に進めばよかったと、今でも思っている。否、今だから強く思っている。

考えてみると、わたしの夢は、結構あいまいなもので、それを叶えるために努力をしてきたことが無かった。漫画家になりたい。翻訳も出来るイラストレーターになりたい。漠然と考えるだけで、自分自身の問題として本当に真剣には考えたことが無かったんじゃないかと思う。翻訳に関しては多少考えたけど、わたしのような人間が居るのはお門違いというぐらいにレベルが違うので、最後にはつらくて行けなくなった。ふたつ講座を取っていて、片方は最後まで出たかな。うつの片鱗が見える(苦笑)

で、あいまいとは言っても、その当時には本人真剣に考えていたのね。それが子供だったんだなぁと。まわりの世界を、現実を知らな過ぎた。子供の純粋さのまま突き進んでしまったのだ。間違ったほうにね。それでそのまま今の世界に繋がっていると思っている。視野の狭い子供のまま生きていた。生きてきてしまった。

でも、イラスト関係に進むにしても、家にお金があったかどうかが怪しいし、どうなんだろうね。漫画家ならアシスタントから始めるのがいいとか考えもしなかっただろうな。きちっとした構想が無かったのね。なにもかも漠然としていて、調べることもせず、安穏と暮らしていた。

学生時代からキッチリ計画的に生きてきたという人は居るだろうか? 学生の時に進路がうっすらでも決まっていれば、普通それに向けて頑張ったりするよなぁ。目標とか進路とか、わたしはあまり頓着していなかったような気さえする。今考えると恐ろしく時間を浪費していたのだと感じる。生きてきたことは記憶となり経験となり、無駄にはならないが、自分のしてきたことに頭を捻る。これは今だから出来ることなのだろう。

いつまでも子供だった。
稚拙で、あさはかという意味で。

今も対して変わらないよ? 日々の生活が精一杯で、夢なんかどっかいっちゃってるしね。でも妄想はいつもしているよ。自分の作品が世に出てアニメ化したりとか、どんな声優さんがいいかとか考えたりね(笑) それほどのもの持っていないし、何にもしていないじゃん自分(苦笑) 知人に数人漫画家さんが居るので、考えるんだ。自分には知識も努力も何にも無いなぁと。きっかけも無いし。

結局妄想なんだよね。幼稚園の子供が将来何になりたいかを聞かれて、その答えに向かって計画的に努力をするかと言えば、きっとしない子供のほうが多いよね。親がレール引いて牽引してたりする場合もあるけど。それと自分は同レベルなんだなぁと。否、それ以下かな。

なんでこんなに自分は "なんとなく" 生きてきたんだろうと思う。その時その時は精一杯だったよ。でも、後から考えると、すごく漠然としたあいまいな道を歩いていたんだよ。世界は広くていろいろなことがたくさんあふれているのに、それを見ようとしないまま、考えようとしないままでただ歩いていたんだ。

まぁ、結果論だし、うつは想定外のことだけど、こんな生きかただから今の自分がいるんだなぁとつくづく思います。子供だった、とは言ってるけど、子供のほうがしっかりしている部分もあるよねきっと。情熱も子供のほうがあるだろうしね、純粋なぶん。わたしは生活に疲れて純粋でもなんでもなくなっちゃったし、夢を叶えるにはこれから努力をせねばならないので障害が多過ぎるし、もう遅いよ。唯一現実的に考えていたウェブデザイナも諦めなくてはならなくなった。

自由に生きてきたぶんのツケだろうね。これまで自由だったぶん、乗り越えなければならなかったものが積み重なって固まって、足かせとなっているんだ。年齢を増すごとにそれは増えていく……そして外すのも大変になっていくんだ。

足かせを付けながら、わたしはこれからも生きていかなくてはならないのだ。足かせの重さに苦しみながら。何故こうなったのかと繰り返し考えながら。決して取れることの無い、過去という名の足かせを、きっと死ぬまで
引き摺らなければならないだろう。

有り得ないけど、自分に子供が出来たら、小さい頃からいろいろなことに触れさせて、引き出しをたくさん増やしてやるんだ。選択肢をたくさん増やしてやるために、子供にいろいろなことをさせるだろう。また、興味を持つことを楽しむような環境を作って育ててやろう。

育ってきた環境も絶対に関係しているから。うちは親が子供に無関心だった。算数のテストが悪かったりすると怒ったけどね(笑) 基本的に無関心で、なにをさせるにも、近所の子がやっているからとかで、わたしがピアノをやりたい、フルートを欲しいと言ったことも有るけど(小学校の頃、管楽器クラブに居たことがある。友達は居ないし楽器は使えないしで1年で辞めたけど)、うちはそんなこと出来るうちじゃなかった。ピアノなんか置けないし、フルートって何、っていう世界だかんね……

今更言っても何も変わらないけど。

たぶんインナーチャイルドが放っておかれたことを哀しんでいるんだ。愛情が足りないと苦しんでいる。体だけ大人になっても、精神的にいつまで経っても子供だし、魂の核の部分に居るインナーチャイルドも満たされないまんまじゃ、一般的な大人になんかなれっこないよな(苦笑) 自分が浮世離れしている理由がよくわかるよ。

わたしは大人と子供のどちらにもなりきれなくて浮いている。
その足に足かせがたくさんついている。足かせのおかげでこうして自分を見ることが出来る。

わたしがバロックの世界に居るとすと、袋の者みたく袋に入ってぐるぐる巻きで、ぷかぷか浮いているんだな。そこに重りがつけられている。PS2版の袋の者に似ている?(笑)


あー。朝になっちゃったよ……
アーニンスト〜 ア〜ニンスト〜♪ これまで生きてきたことを全否定する訳じゃないけど、そんな気分にもなるよ。アンインストール歌詞:うたまっぷ)


(080406 06:07 UP)


書いてる人:ミァハ(双星たかはる)
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