日常妄想
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2001年12月19日(水) |
+OffLine生活(最後の出頭日。)+ |
+この日は、最後の失業認定日、つまり、失業保険の切れる日、だった。最後の失業保険の支払いを受けるために、自分が失業していることを証明するため、ハローワークの窓口に出向いて、書類を提出する。 本来なら、この日を迎えるまでに次の仕事を決めているべきなのだったが、わたしはなんにもしていないのだった。危機感や罪悪感はあるのだけれども、本気で仕事を探そうとしていないのだ。今日もほどよくたれてます。
来年から、保険を受けることができないのだと思ったら、なんとなく悄然としてしまい(竦然と、のほうのイミでも可)、端末での仕事探しもほどほどに、お昼を食べに新宿へ。本屋に寄ってからマックへ行き、いつものように、カラオケ屋へ向かう。
が。あろうことか、カラオケ屋が、閉店していたのである。予告も無しに Σ( ̄△ ̄;) 某ビルの6階に入っているところなのだが、エレベーターが開いてビックリ。店内を取り壊しているではないか。受付もなにも無く、壁もカウンタも無くなっていて、奥にあった部屋が、瓦礫の向こうに見える。狐につままれたような気持ちで、そのままエレベーターで1階に戻った。親しんでいた場所が無くなったというショックは、あとからガーンとやってきた。 そんなわけで、恒例のカラオケができなくなったので、買い物をするだけで早々に帰宅。なんだか失意の1日だった。
+ちょうど1年前の12月19日。わたしは、会社の健康診断がきっかけで見つかった胃のポリープの様子を見てもらうため、午前中は神田の病院に胃カメラを飲みに行き、そのあと、夕方になってから、秋葉原のMac専門店、秋葉館にMacを買いに出かけていた。MacPeopleがきっかけで、初めて行く秋葉館は、以前、バロックのグッズを買うために訪れたことのある店、メッセサンオーの何件か先という、覚えのあるところにあった。偶然とはいえ、不思議な縁を感じた。
このときは、1年後の自分がこんな生活をしているだなんて、夢にも思っていなかったなぁ。当然っちゃ当然のことだけど( ̄▽ ̄) 仕事は、辞めたい辞めたいと言い続けつつも、辞めるきっかけを得られないまま、ずるずると惰性で勤め続けてて。そりゃ、仕事自体はきちんとこなしてましたがね…(苦笑) 数日後に辞めてしまうことになっていた、事務兼経理のおばちゃんのこと、来年の頭から入ってくるという、社長の知人の社員のこと。初めて買った自分のMacのことばかりを、考えていた。
人生なんて、良くも悪くも、人間の意志ひとつで、簡単にどうにでもなっちゃうんだなぁと、最近とみに思うようになった。自分の意志、他人の意志に関わらず、ね。意志、というか、意識が、時間の流れにピッタリと噛み合ったとき、人生は、その方向を決めてゆくのだ。それを、いわゆる『運命』と、世間では言うのかなんて思ったりね(笑) 前にも日記で書いたが、運命という言葉でなんでも片付けるのは好きじゃ無いのでアレなんだが。
来年のこと…将来設計も大切だし、先のことを考えて動くのも大切かも知れないが、わたしには今が大切だ。だらだらしてるけど…( ̄_ ̄) それこそ、人生、いつどうなるのかも知れないのだ。その時その時をいっしょうけんめいに過ごしていれば、結局は未来の自分のためになるのだと思うのだけど。と言いつつ、わたしは後悔ばっかり、だらだら惰性で生きてるばっかりだね (;´Д`)/ をい。だいじょぶなのかよ自分。
(2002 0118 19:14 UP)
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