オリから出た日々

2004年07月03日(土) 削孔開始

長かった段取りも終わり、今日の夕方から調査Boの削孔が開始されました。

これが苦労して山の上まで持ち上げて組み上げたボーリングマシンです。

総重量が2tオーバーですから、ばらしたとしてもどうなる事かと思いましたが、このように組み上がるとやはり嬉しいものです。

この機械で50〜60mの深さの岩盤まで掘っていきます。


削孔開始前に安全祈願で使うお香と右はマッチです。

お香はSandalwood(白檀)で、インドらしく象の絵が描かれていますね。そういえば右のマッチは牛の絵が描かれてあり、これもインドらしいといえばらしいです。











箱の中でパックされたビニールにお香は入っています。パッケージを開けるとたちまち香りがただよってきます。

少し甘いような香りですがそれほどキツクはなく爽やかな感じですね。

細い木の芯に線香のような粉みたいに付いています。(見た目はポッキーですが)











これはココナッツで、このような安全祈願には必ず使われてこれを割ってお祝いをします。

日本の鏡割りに近い物があるのでしょうか。








先ほどのココナッツは皮が付いているのでこのように剥いて固い部分を出して割りやすくします。

振ってみると中にジュースが入っている感じがわかります。でも今までのココナッツクラッシュではいつもジュースはこぼれて飲んだ事はないのですけどね。










ココナッツクラッシュをした後です。最初に私がBoマシンでクラッシュさせてもらいました。

真ん中で割れてやはり中のジュースはこぼれてしまいましたね。

小さい団子は甘いお菓子です。これも機械へふりかけたりこのようにお供えをしています。



割ったココナッツを更に細かくみんなで分けて食べます。白い部分が果肉で、くどくない甘さですが少し固い目なので歯でガリガリ削るようにして食べます。

お団子のお菓子も2個いただきました。やはりこれは甘ーい甘ーいので水が欲しくなります。



このようにしてすったもんだした段取りは終わり、これから約1ヶ月半ほどかけて2本の調査Boの削孔が始まりました。昨晩も運んだ資材が盗まれたりしてご難続きですが、何とかいい仕事に仕上げたいものです。
まだまだ山登りは続くと。


昨日の夕食メニュー

メインディッシュ…チキン腿焼き(ガーリックソース)
小鉢物…カボチャとひき肉のあんかけ、焼きナスビ
スープ…味噌汁(薄揚げ入り)


ここのナスビも日本で言うミニナスビに近い大きさです。オクラは大きいのがいっぱいあるのに、ナスビ、ダイコン、ニンジン、タマネギ、トマト、ニンニクなどは小さい物しか見た事がないです。日本のが栄養過多なのか。

でもご飯が美味しく食べれるというのは幸せなことですね。これはいつも感謝しながらいただいています。がんばれ。


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