オリから出た日々

2004年03月29日(月) モルタルの雨

今日の夕方、現場から車で戻っている途中でいきなりバチバチバチという音と共にモルタルが横殴りに当たってきました。

モルタルというのはセメントと砂(細骨材)と水を混ぜたものです。
身近で見られるのが、家などで木造モルタル塗りというのは外壁がモルタルで塗ってあるものですね。ちなみにコンクリートというのはセメントと砂(細骨材)と砕石(粗骨材)に水を混ぜて作ったものを言います。

現場ではショットクリート(日本ではモルタル吹き付け)と言いまして、剥き出しの斜面部の保護のために、モルタルを高圧エアーと一緒に飛ばして叩きつけるようにして吹き付けます。日本でも険しい山間部の道路などの斜面部でモルタル吹き付けを良く見ますが、最近は景観保護も含めて緑化吹き付けが一般的になっていますね。(植生定着材と種子を吹き付けて緑化)

多少窓から飛び込んで私の頭や横顔に当たったのですが、大した量ではなかったので大事には至りませんでした。ただ高圧エアーで砂とセメントを飛ばすので、仮に目に当たると失明や視力低下の危険が高いので、日本では決して後方に人や車が通っている状況で吹いたりはしないのですけどね。

まあここは自分の身は自分で守らなければならない場所ですので、いついかなる時も油断をしないようにというサインだったのでしょう。
もちろん彼らには注意して作業するようには言っておきました。


休暇まで約21日。


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