とかげの日記
とかげ



 和歌山旅行2日目(有田→ホテル浦島)

今日は南紀方面にミニ旅行です。8時に出発。飛び入りのゲストが2人加わって、総勢なんと24人。なんだかスケールがでかい・・・。心配なのは台風16号。このままだと暴風雨の中の旅行になるのは確実。まあ、しょうがないかぁ。
阪和道を南下して白浜へ到着。まずは三段壁という絶壁へ。おおぉ、高いぞ。何メートルあるかわからん。5〜60メートルはあるか?もっとあるのかも。東尋坊もなかなかだったけど、ここも凄いな。台風の影響で海が荒れている。大迫力。こんな荒波は東映の映画のオープニングでしか観たことがない。自殺の名所らしく、「重大な決断をする前にうんうぬん・・・」なる看板が立ててあった。



続いて千畳敷なるところを覗きに行った。がーん。非常にショック。確かにすばらしい景色で、いいのですが、大変悲しいことに落書きだらけ・・・岩盤がやわらかい岩石でできているから波に削られて、あんなすばらしい景色になったのに・・・そこら中に名前やメッセージが彫ってある。本当にひどい。恥ずかしいのを通り越して悲しくなってきました。



続いては串本海中公園へ行きました。海がめの人工繁殖に世界で初めて成功したところだそうだ。ここの第一印象は水が濁ってる(笑)他の水族館に比べると明らかに濁ってるぞ。まあいいか。でも、水族館って結構行ってるなぁ。沖縄の美ら海水族館が一番良かった。

昼食をそこでとってそこから世界遺産に指定された那智の滝へ向かいます。このあたりから雨脚が強くなってきました。せっかく来たのだからと雨風吹き付ける中、100段以上はあるであろう石段を下っていったのでした。着いてはみたものの瀑煙とでも言うのだろうか、水しぶきが凄くぼやっとした感じでちょっとがっかり。でも迫力はありました。本当は滝壺の方まで近寄れるようだがこの雨なので挫折してバスへと避難しました。



つづいてくじら浜公園へ。ようするに鯨の博物館みたいなところですな。ほんとうはどこかに行くはずだったのだが、もう、雨風でスケジュールはよくわかりません。着いたらあまりの風雨のため、料金半額になりました。外ではこの風速25メートル(推定)はあろうという中、信じられないことにアシカショーをやっています。もちろん雨も土砂降りです。お姉さん、頑張りすぎです(笑)ショーはほとんど終わりの頃のようで、お姉さんが輪投げをした輪をアシカ君(名前なんだっけな)が首に掛けるというやつです。この風の中果たして上手くできるのか?ちなみに僕らは立っているのが大変なくらいの風です。お姉さん、気合を入れて第一投。びゅぃぃぃーん。ええ〜そんな変な方向に投げちゃうの?ところがなんと見事なカーブを描いてアシカ君のすぐそばに!アシカ君楽勝でナイスキャッチ!しかし見事だったのはこの一投だけで、あとはアシカ君も困るくらいのコントロールでした(笑)まあ、この風の中お疲れ様でした。さて、博物館ですが、なるほど鯨マニアにとってはすばらしい資料の山です。




でっかい鯨の模型から標本までありとあらゆる資料ががたくさん。でも、さっさと出てきてしまいました。なんだか雰囲気が暗かったんだもの。面白そうといえば面白そうだったけどね。

そしていよいよホテルに向かいます。向かう先はホテル浦島。半島の上に建つほとんど要塞のようなホテルです。なんとホテルまで送迎船が出ていてそれに乗ってホテルに到着。ほ〜、でかいホテルだ。ホテルというより一つの街、商店街に近い(笑)観光ホテルでございます!といった感じ。迷路のような通路を歩いてエレベーター前に到着。1階の次が32階だ。山の中を垂直にエレベーターが掘ってあるようだ。部屋はオーシャンビューのなかなか素敵な部屋だ。和室はいいのぉ。
夕食までの時間があるので温泉へ行きました。温泉がたくさんあるようでどこにしようかと思ったけど洞窟の温泉「忘帰洞」に行ってきました。中はかなり広くて天井も高い。海がすぐそこまで来ている。それよりも台風のせいで波が凄いぞ。こっちまで水しぶきが飛んでくる。うぉ〜大迫力だ。温泉のお湯もちょうどいい温度で快適でした。
その後宴会場へ行き義祖母の米寿のお祝い会です。子供たちは駆けずり回るし、大人連中は飲みまくるし、もうなんだかよくわかりません(笑)でも食事もお酒も美味しくいただきました。そうそう、そこで名前から作った詩(プロ作)とギャラリーの「ちゃきちゃきおばあちゃん」を額に入れてプレゼントしたのでした。喜んでくれたかなぁ。

2004年08月28日(土)
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