2005年11月07日(月)  はぴはぴばーすでい  







 高級レストランのディナーより、
 君のお家でつくる、カレーのほうがきっと美味しい。




 遠くの遊園地に行くより、
 君の好きな場所に行くほうが、何倍も嬉しい。




 我侭を聞いてもらうより、
 何も言わずに抱きしめてもらったほうが、心が満たされる。




 高いプレゼントを貰うより、
 毎日「おはよう」を言い合えることの方が、きっと価値がある。




 流行のラブストーリーを観るより、
 君の好きな映画を語られるほうが、恋をする。




 かっこいい姿を見るより、
 泣き顔を見せてくれたほうが、愛したくなる。




 ご主人様の君より
 風邪ひきの姿のほうが
 愛しく思うときもあるってことだ。





 だぁの誕生日は今日です。
 12時ちょうどに鳴らした電話には、反応してくれませんでした。
 2時に眠るまでに、四回くらい鳴らしたけど、
 無反応でした。


 たくさんのラブコールや、ビジネスコールの合間に引っかかりたかったけど、
 ひっかかれなかったあたしは、運が悪かっただけ。


 昨日?は、にーとメッセしながらわんわん泣いた。


 悲しかったけど、
 一番は悔しかったんだと気づいた。
 あたしの誕生日と勘違いして、車に乗りながら電話くれたのに。
 あたしの誕生日には、お仕事の合間にメールくれたのに。
 あたしはそれに値することもできなかったかもしれない。


 

 嫌われちゃったのかもしれない。
 って、散々嘆いた。
 だけど、そんな確信微塵も無い。
 不安は空気を入れ込めば入れ込むほど膨らむ。
 その空気を入れ込むのは自分自身で、
 だぁっていう本人じゃない。


 



 朝起きて涙が出た。
 だけど、自分で作り出した不安に色付けをしても、
 何も楽しくないことは、良く知ってた。


 ただ、ただ、
 悲しいような悔しいような、色んな苦い気持ちがグチャグチャだった。
 だけど、
 今日はあたしの最高に愛しい人の生まれた日だった。
 そんな落ち込んだ気持ちでいても、
 意味がない気がした。


 息を吸って、大きなため息をついて、
 「おめでとう」って大きな声で叫んだ。
 恥ずかしい昼間。
 おかしくなってひとりで笑った。







 生まれてきてくれてありがとう。
 おめでとう、よりも先にその言葉が出た。
 昨日のメールの件名は、ありがとう!
 今考えると、ちょっと違う気がする。


 だけど、
 ありがとうっていう気持ちのほうが大きい。
 だぁのパパママにもありがとう、と。




 

 
 大きな声で、世界中にきこえるように言いたい。


 だけど、たった一人に聴こえるくらいな声でもいい。






 来年のお誕生日には、
 目の前でおめでとう言ってあげるね。
 まかせろ!









  

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ほっとけない 世界のまずしさ 

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BbS