2004年07月08日(木)  球技大会。  





 球技大会、とても盛り上がった。
 うん、久々に馬鹿騒ぎをした。
 本当に心から楽しくて、良かった。
 おなかのそこから声を出して、
 喉がいがいがする。









 ひとつ、クラスの男子のソフトボールを応援しているとき、
 クラスのKくんがピッチャーだった。
 そのKくんの顔が、
 大好きだった人を思い出させた。
 一瞬世界がどこかへ消えて、
 大好きな人の色んな表情がよみがえった。


 最近思い出すことは少なくなった気がするけど、
 急に、本当に急に心の中に現れた。





 タイミングよく雨が降ってきた。
 馬鹿みたいだなって思った。
 まだ、心のどこかに住みついていることを知った。








 似ている人や、雰囲気が同じような人を見るたび、
 おもいだす。
 言いすぎだと思うけど、竹野内豊に似ているって言われたことがあった。
 確かに少しだけ、ほんの少し、似ているような気がした。
 そんな風に言われたのが頭にあって、
 竹野内豊を見るたびに思い出す。












 好きだった人に、大好きだった人に関わる全てのこと、
 はじめから最後まで、
 きっとほとんどといっていいほど、あたしは覚えている。
 自信がある。
 大好きだった人より、きっとあたしのほうが沢山覚えている。
 生きてきて、嬉しいって、楽しいって、愛おしいって、
 思った回数が、きっと一番多かったから。
 悲しいって、つらいって、思う回数も多かったけど、
 でも、でも、初めてのことが、
 すごく嬉しいはじめてが多すぎて、
 きっとずっと忘れられない。




 あたしにはわかる。
 はじめは、きっと本当に好きでいてくれたんだって。
 冷静になればなるほど、そう思う。
 でも、最後のほうは本当に、
 冷静になればなるほど、見えてくる。
 何処から、本当に気持ちがなくなったのか。











 まだ、あたしの心の中に、
 嫉む心や、嫉妬する心がある。
 きっと、きっと、
 あたしは完全に気持ちが絶てていない。












 今頃どうしてるのかなって思う。
 何をしてるのかなって思う。
 できるのなら、
 あたしは友達で居たかった。



 冷静になると思う。
 友達でいたいって。



 でも多分ソレは、
 大好きだった人と、関わりを持ちたいが為の言い訳なんだと思う。















 前よりつらくないけど、
 前より苦しくないけど、
 でも、でも、
 少し心が痛いし、苦しいし、
 こんなにも涙が溢れてくる。



 好きなのかな。
 でも、でも、コレだけはいえるの。
 大好きだったんだ、本当にって。
 意地とか、そんなのじゃなくて、
 好きだったんだよ。大好きだったんだよ。













  

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ほっとけない 世界のまずしさ 

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