2002年03月16日(土)  3日間  







  皆さん裏切ってゴメンナサイ。




  14日:ナイフを返してもらい、夜13本の傷跡。
  15日:朝3本、夜14本の傷跡。
  16日:朝7本、学校で6本の傷跡。

  血まみれです。昨日は腕が真っ赤でした。
  此れが14日からの行動。
  完全に辞めれてなかったんですね。
  止めれたわけぢゃなかった。

  でも、如何にも出来ないので自分の力だと。
  ナイフはまた職員室でお泊まりです。
  家に置いておくと多分、駄目なんで。


  如何も、学校が嫌いらしい。
  学校で流した血は床を汚しました。
  いつもは、其処まで切らないけど、無意識だったので、
  良くわかりません。







  昨日は、怖い夢を見ました。
  クラス全員に嫌われる、って言うか、いじめられる夢。
  あれは、たぶん何時か現実になるだろうと。
  私はそう言う事を周りにしているだろうと、
  だからキット、あれは夢ではなく現実。

  そして、あの二人にはとても嫌われているのでしょう。

  怖かった。
  怖かったの。


  朝、学校へ行くのがとても嫌だった。
  現実になりそうな気がしたから。




  家の中が少し、不安定です。
  此れは、世間様に言う事ぢゃなし、家の事なので何とも言えませんが、
  もしかして、私は何処か違う所へ行くかもしれません。

  どうしようも出来ない私。
  どうしようもない事実。
  如何したら良い?

  もぅ、何処へも行きたくない。
  学校も、家も、
  だれか、夜の高速道路を私を乗せて飛ばして下さい。
  あの外灯が見たい。


  何処でも良いです。
  一人の時間が持てる場所へ連れて行ってください。





  そんな状況の今日の朝。
  だから、余計に腕を切る。









  血がにじむ包帯。
  赤黒く染まる白。
  手首を曲げれば痛む傷跡。
  堅くなった私の左手首。
  切っても、切っても、血がにじむ事は中々ない。
  白い左手首。
  なれない左手でナイフを持ち、切る。
  軽く裂くだけでにじみ出る赤。


  渡り廊下の日の照る場所で、
  無意識のうちに血が流れ落ちる。
  あれはちゃんと、消えたかしら。


  飲んでも効かない薬。
  1日2錠此れ限度。
  2錠目のお薬も、効果なし。
  頭に響く音。音。音。音。
  綺麗な和音も、今は雑音にしか聞こえない。
  部活でなければ良かった。


  廊下の詩を眺め見る。
  全て私を指すみたい。心苦しい。
  あれは、全てを悟っての事ですか。


  零れ落ちる涙。
  何がしたい。何がしたい。
  自分を責めて見る。
  解らない。只、久し振りの幻覚と
  久し振りの幻聴と、
  久し振りの極度の頭痛と吐き気に、
  参ってるだけ。


  明るく振舞えば、其れは晴れて行くもの?
  如何すれば、前みたいになれるのよ。
  気付かなきゃ良かった。
  自分が弱いって事。
  気付かなきゃ良かった。
  弱い自分を心底愛している事を。
  気付かなきゃ良かった。
  不幸自慢な私に。

  気付かせないで、欲しかった。













  苦しい。


  ナイフで足に文字を書いてみた。
  赤く腫れ上がる其のカタカナ。
  自分の名前。
  案外綺麗に書けました。
  腕には一文字。
  余り上手く書けなくて。






  おやすみなさい。









  

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ほっとけない 世界のまずしさ 

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