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随分長い間、散文を更新しなかった。 その間には世界中で様々な問題も起っていた。 特にアメリカによるイラクへの侵略と殺戮は決して許される問題では無い。 しかしながらこの侵略について私は書かなかった。 様々なる問題提起が自分自身の中で渦を巻いていたのは確かである。 私の心はそれらをリアルタイムにここに書く事を拒んだのである。 怒り、悲しみ、憎しみ。そういった感情がキーを叩くという行為を拒んだとも言えるかもしれない。 その時期の私はブッシュと刺し違えても良いと思っていた。 我が愛刀を二振り携え、ブッシュと仕合いたいと心から思っていた。 私の感情は反戦や非戦では留まらなくなっていたのである。 ある意味テロリストの感情に近かったとも言えるであろう。 また、アメリカ大使館へ斬り込む事も考えた。 そんな事をしたところですぐに取り押さえられるのは勿論理解しているが、これは亡国の宰相、小泉純一郎へ対しての怒りの抗議行動としてである。 家族の存在が私を冷静にさせた…というのは確かであるが、その存在が仮に無かったとして、必ず実行に移していたかといえばハッキリ言えないというのが実際である。只、その時期の私は確かに激昂していた。 時が経過し、冷静になったつもりの私ではあるがやはり今現在でも言える事は、真のならず者国家はアメリカであるという事である。
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