目口覚書
■目口覚書■
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2004年12月03日(金) 昔の男

先週、大学時代の同窓会がありました。

私が関西を離れる2001年に たままた仲間が送別会を開いてくれたのが
きっかけで、それから毎年恒例の ごく仲間内だけの同窓会。

とはいえ、東京や名古屋、京都や、愛媛、高知、淡路島など
島国からも参加者を迎えての十数人規模の飲み会。

今年は  卒業して以来のゆかちゃんも参加。
えれ〜 若い。
だいたい 女は若い。男はおっさん。なぜじゃ?。


このゆかちゃん、高校二年の息子がいるという。
大声で叫び声を挙げたほど 驚いた。

そしてこのゆかちゃん、
4年前に離婚して 慰謝料がないどころか元夫の借金まで
抱えて しかも、その年 政府指定の難病に罹病したというのだ。

なんでも、リンパの影響で目が見えなくなったというのだ。
今は薬で鎮まったそうであるが来春 手術を控えているという。

昼は化粧品の販売、夜はカフェバーで働き息子を育て 若く美しい。
彼女は 終始 にこにこ笑顔なのだ。

そのゆかちゃんと学生時代ずっとつきあっていたKも同窓会に来ていた。

学生時代はやんちゃな時代だ。
まぁ その いろいろとある。
去年は、私の元彼氏が来たとき、周囲は「やけぼっくいに火がつくか」と
ワクワクして見守ったらしいが、全く私が 彼に興味を失っていた。
(去年の日記に書いたような気がする)

そして今年も、私の元彼氏はきていたが一言くらいしか喋らなかった。
話題も乏しい男だったが、何より滑舌が悪いのだ。

ただでなくてもそうなのに、酔うもんだからなおさら
何いってるかわかんねー。 ずっと離れて座っていた。
それに、私が恋人居るフェロモンが出てるもんだからもう周囲も
ふざけて はやしたてて「おまえら一緒に座れ」なんていわない。

ところで、前述のゆかちゃん。

すでに結婚している元彼であるKに べったりなのだ。
Kが困っているのが見てとれるほど。
しなだれかかり、手を握り 甘えている。

そりゃぁ ひとりで頑張って いつも笑顔を絶やさず頑張ってきて
懐かしい男の顔でもみりゃぁ 甘えたくもなるだろう。

しかしなぁ。 
バランス崩して 相手にでろでろしてるのって みっともいいもんじゃない。
まぁ いいけど。
周囲の大人たちは 笑ってみてあげてたからな。


その夜、心斎橋でたらふく飲んで 金龍ラーメンしこたまくって
難波で飲んで、カラオケで飲んだ。
男たちは撃沈、女だけがマイクを握っているが 化粧ははげてぼろぼろ。
普段抑圧された主婦(参加者はわたしとゆかちゃん意外は全員専業主婦!)たちは
その欲望をマイクにたたきつけとわっ。


さて、翌朝。


しわだらけのゆかちゃんがいた。
Kへの思慕がしぼんだみたいに。


うーん。
人のふりみて 我がふりなおせ。


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