目口覚書
■目口覚書■
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どちらさまですか
お入りください ありがとう

2004年10月23日(土) 雨は降って 痔は固まるのか。

はい、イレテニイサンの日。
覚えてくれてた人 ありがとう!

誕生日当日は、K大学の大学祭に行ってましたの かの人と。

まぁねぇ・・・
人の欲望は 際限がないものですわねぇ。

デートしてみたい。
デートが出来たら、今度はどこそこへ行きたい。
そこへ行けたら、次は何々がしたい
何々ができれば・・・。

いえね、
なんといっても誕生日ですからね、
欲しいものも「メッセージを入れたカードが欲しい」とリクエストしたの。

でも。
当日は時間を勘違いして遅刻、プレゼントは無し。
まぁ・・・いいけど。

そんなことは まぁ いいの。

帰りは 二人でしっぽり飲めるかと思いきや
大学祭で講演していた師や仲間たちに呑みに誘われ(泣)

せめて二次会は二人きりで と思ったら またもや同じ面子に拉致され(泣)

まぁ そんなことはいいの。

でもね、
皆酔っ払ってる宴会座席で 遠い席から飛んだ女性からの質問
「彼女はいるの?」に対し、大きな声で 
私の横で 私の頭を通り越して 私の隣で エッエッエッ(嗚咽)

「彼女はいない」と答えた。

欲しくないの?には「欲しいとも思わない」と。


衝撃なんて言葉では表現でききれないほど 大打撃で
それでも頑張って笑っておひらきした後は
一人で京浜東北線の駅(そこは結婚当時の最寄駅。関係ないけど)まで
泣きながら帰る。


たまたま偶然に、乗り換えた駅で かの人から携帯が入って
「どこにいるのか?」と聞く彼が 目の前に居たこと。
同じ時刻 同じ駅の 同じホームに いたこと(必然だよな)
居酒屋で忘れた荷物を彼が持っててくれてた。

でも、私はそっけなく次の駅で降りて 今度は家まで泣きながら帰って
ドアをあけて、廊下に座って 声あげて泣きました。

いや〜 
ここまでしっかり泣くと いいですなぁ。
大事ですよ。感情を放出してやるってね。健康的だな。

いえね、
かの人とは「片思いの人」の略。
ええ ええ そうでした。
私ったら ちょっといい気になってたと。

私たちは、
一緒に歩いたり、呑んだり、食べたり、ハグったり
喋ったり、共に学びあったり、歌ったり、自転車二人乗りしたりしてるけど。

でも 片思い なのよね。
それは堅思い でもありますのよ。

大泣きしている最中にかかった電話は
「誕生日だったのに 何もできずに・・・」というものだったけど

そんなことより 
「私は あの言葉に傷ついた」と冷静にいえることができました。

これも すごーい変化。
これまで 想いは凝固させ腐らせていた私が、
産みたて卵のように ほかほか状態で相手に告げることができたのだから。


今の彼の状態は、
独立しようとして暗中模索な時なので それどころではないのです。
知ってるの。
知ってるのに、人間の欲って 際限がないのよねぇ・・・。


私の朝の顔

それは お岩さんもまっつあおの 顔。
泣いた翌朝はひどいが、これまた超ド級の顔。


あ〜ぁ。
今日は もう 仕方ないか。
重い気持ちを抱えて 不貞寝しようと決め込んだ。


よくよく考えてみたら、私は希望していたことが叶ったんだ。

私は、片想いだから、相手がどう思っているか知りたい と思ってた。
そして、彼も 私を好きだと知った。(いや どうみても好きやろって
わかるけど)
でも、今の自分の状態では 責を負えないから 言えない と
そんな彼の忸怩たる思いを聞けた。

そう 知りたかったことが知れた。
それだけ。むしろ 嬉しい。

嬉しいけど 重い。
ぼーっとしていたら 家にかの人がやってきた。

何も 昨夜のことには触れず ブランチを食べ
一緒に歩こうという。

行き先は?

「俺ん家」 という






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(続く)


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